いよいよ来週、2019年の国内女子ツアーが開幕する。今季のツアーを彩るシード選手50人の中で新たにシードを手にした選手は11人にのぼる。新鋭たちの素顔はいったいどんなものなのだろうか?
スライサー必見 濱田茉優のスイングに“脱・スライス”のヒミツが【連続写真】
17年は賞金ランク52位(約2112万円)と、あと一歩のところで逃したシード権。今季はランク35位に入り、文句なしでシード選手の肩書を得たのが濱田茉優だ。
昨季の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で3位タイに入ったが、序盤戦はその勢いをつかみ切ったとは言えない内容だった。そんな濱田の大きな転機が、4位タイになった「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」。ここで一気に賞金1100万円を上積み、初シードに当確ランプを灯した。そんな濱田に心境を聞いた。以下、一問一答。
■初シードを決めたときの気持ちは? また一番最初に誰に報告しましたか?
「シード選手になれると分かった時はホッとしました。親には選手権が終わった時に、『たぶんシードが決まったよ』という話をしました。祖母にも報告して、『残りの試合で気を抜かないように頑張れ』と言われました」
■2017年までと比べ成長を感じた部分はありますか?
「そこまで大きく変わった部分はないですが、流れをつかめるようになりましたし、ラウンド中に修正ができるようになったと思います。あとはショートゲームが上達しました」
■自分のプレーでギャラリーに見てもらいたい部分はどこですか?
「どちらかというとショットメーカーだと思うので、ピンをさすアイアンショットを見てもらいたいです」
■プレー中に意識していることはありますか?
「ショットのリズム。速くならないように気をつけています」
■自分はどんな性格だと思いますか?
「せっかち(笑)。それでスイングリズムが早くなってしまいます。ホール間の移動で歩くスピードは変わらないんですけど」
■憧れの選手を教えてください
「昔から佐伯三貴さんが憧れです。スイングもですが、ショートゲームがすごくうまいところも好きです。テレビで見ていて、ゴルフに対する姿勢もすごいと思っていた選手です。最近一緒に練習ラウンドをさせてもらっているのですが、憧れの選手と回るのはいい意味で緊張するし、『何か盗めることはないかな』と常にプレーを見てます。とても勉強になります」
■勝負ウェア、勝負カラーはありますか?
「紺ですかね。その日の気分で決めるので、最終日が紺というわけではないですが」
■ツアー会場では何て呼ばれていますか?
「大体“ハマちゃん”と呼ばれます。下の名前で呼ばれることはたまに、ですね。ハマちゃんと呼ばれるのはうれしいです」
■座右の銘を教えてください。
「“なんとかなるやろ”ですかね。嫌なことがあってもあまり悩まず前を向くタイプだと思います」
■シードを獲って次の目標は何ですか?
「次の目標は優勝です。(最終戦の)リコーにも出られるように頑張ります」
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