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地元を沸かすイーグル締め　比嘉真美子は偏食やめて首位ターン

＜ダイキンオーキッドレディス 2日目◇8日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6514ヤード・パー72＞
2019年シーズン開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は2日間の予選ラウンドが終了。今季初戦で首位ターンを決めたのは地元・沖縄出身の比嘉真美子だった。
2日目のプレーを写真でおさらい【LIVEフォト】
2位タイから出た比嘉は前半だけで4バーディを奪い一気に首位に立つと、折り返してすぐ連続ボギーを叩いたものの、すぐに連続バーディで取り返す。さらに最終ホールとなった9番では残り119ヤードの2打目を直接カップイン。「ボールが消えたので入ったのが分かりました。ちょっと大きめのPWでコントロールショットでいきました。イメージ通りにいってくれたし、うれしかったですね」と地元の大歓声を引き出してホールアウトを迎えた。
悲願の地元優勝へ最高の位置で決勝ラウンドへ。「去年、勝負どころや大事なときにいいプレーができたことが自信となっています。それが自然とリラックスにつながって、ショットでいいリズムで振れていることにつながっていると思います」。賞金ランキング4位という実績が比嘉に余裕を持たせている。
今年のテーマは「後半戦までしっかりと優勝できる年にする」こと。そのためにこのオフはケガをしない体づくりに取り組んできた。その一環として食事にも気を配るようになった。「オリンピックの強化指定選手のプログラムの時に栄養士の先生と話してアドバイスをもらいました。それからは気をつけています」。オフはしっかりと3食とるように心がけた。
栄養面にも意識を向けた。シーズン中は試合時間もありなかなか3食とることは難しいが、必ずフルーツとヨーグルトなどの乳製品を摂取するようにした。「これまでは外食が続いていたときに結構、偏って食べていました。外食では何種類も食べるのが難しいときもありますが、気をつけていきたいと思います」。バランス良く栄養をとることで、さらなるパフォーマンスアップを図る。
今年の数字的な目標はメジャーを含む年間3勝。それが地元での優勝なら最高だ。「まだ半分を終わっただけ。あと半分に向けていいスタートが切れたな、という感じ。4日間通して自分のプレーができれば、おのずと結果も付いてくると思います」。04年に宮里藍が達成して以降、誰も今大会の優勝を手にしていない沖縄県勢。残り2日、大声援を背に2人目の県勢優勝を狙っていく。（文・秋田義和）
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