<Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 初日◇22日◇茨木国際ゴルフ倶楽部(大阪府)◇6240ヤード・パー71>
国内女子ツアー第3戦「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」が22日に開幕した。アップダウンの激しいコース、アンジュレーションの厳しいグリーン、そして最大風速7mという強風…。選手を苦しめる要素に満ちた初日は、予想通りガマンした選手が上位につける“ロースコア合戦”となった。2日目を迎えるにあたり、選手達の声を聞いた。
■申ジエ(3アンダー・単独トップ)
「ここのグリーンの特徴は、紙をクシャクシャにして広げたような感じ。不規則なギザギザ感があって、近くに寄せるのも難しいグリーンですね。非常に難しいコースで、選手のイマジネーションが求められる。2日目もピンポジをイメージして頭をフル活用していきたい」
■上田桃子(2アンダー・2位タイ)
「開幕からずっといいショットが打てているし、面をしっかりと狙わなくてはいけないコースはショットメーカーには有利。傾斜や風を使うのは得意なほうですし、こういうコースは集中力もすごくあがる。一個一個やるべきことを集中してやっていきたい」
■S・ランクン(2アンダー・2位タイ)
「とても寒くて、風も強かった。去年のQTで初めて日本に来ました。日本は食べ物も飲み物もおいしいところだと思う。リランキングとか優勝とかはあまり考えず、楽しくゴルフができたらいい
■鈴木愛(2アンダー・2位タイ)
「全体的にはよくガマンできたと思いますが、16、18番のチャンスを獲れていたらもっと良かったです。ただパターに助けられた。今日のような風が吹いたらアンダーで回れればいいかなというくらい難しい。しっかりつけられればチャンスはたくさんあると思うので、ショットを気を付けたい」
■西山ゆかり(1アンダー・5位タイ)
「ゴルフがだんだんとよくなってきているので、そこをしっかりと結果につなげていきたいです。オフに取り組んできたスイングが、ようやく実を結んできた。腰を移動させず回転で打つことを芹澤(信雄)さんに指導してもらって、言っていることと私のイメージが合ってきました。結果を考え過ぎずプレーしたいですね」
■青木瀬令奈(1アンダー・5位タイ)
「アンダーで終われて、まずホッとしています。開幕戦がパッティン自体はいいけど入らない、という状況が続き焦りにもつながり予選落ちしてしまった。気分転換でパターをピンパターに戻したのと、コーチからパットのレッスンを受けたのが芯を食いました。テイクバックからゆっくり切り返し、タッチ自体は強めにというのがハマりました」
■小祝さくら(1アンダー・5位タイ)
「後半の途中まで風が強く、特にアゲンストが難しいと思いました。(辻村明志コーチが今週はキャディ)ミスショットをした後に色々教えてもらえて、それは他のキャディさんではできないので、いつも頼りになります。寒いのは苦手…。北海道の人で寒さに強い人はあまりいないと思ってます」
■ホステスプロの木戸愛(3オーバー・42位タイ)
「自分自身のテーマでもあるショートゲームで粘れず、パットも悪かったです。ホステスプロとしていい形で終えたいので、応援を力に変えて頑張りたいです。(イチローが引退)私も1日でも長くプロ生活を送りたいので、勉強になるし、努力をしていきたいです」
■アマチュアの安田祐香(6オーバー・84位タイ)
「風が思ったより強くて、普段風の練習もしているんですけど、腰痛があった影響で低いボールを打つ練習をしていなくて手こずりました。グリーンも速くて、それにも対処できませんでした。結果がどうなるか分かりませんが、まずはゴルフを楽しみたい。今日はもったいないミスがあったので、そこを直せばいけるかなと思います」
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