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メジャー上位の称号で挑む比嘉真美子　“ダイナ・ショア”に手が届くか

＜ANAインスピレーション 事前情報◇1日◇ミッションヒルズCC（米国カリフォルニア州）◇6763ヤード・パー72＞
昨年の「全英リコー女子オープン」で4位タイに入り、『昨年のANAインスピレーションを除く4メジャーのいずれかで5位以内に入った選手』の資格で、海外女子メジャー「ANAインスピレーション」に挑む比嘉真美子。現地時間4月1日（月）には、練習ラウンドでコースの感触を確かめた。
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木曜日に米国入りした比嘉は、すでに日にちが経過したこともあり「時差ぼけはないですよ」と体調面をアピール。ゴルフの状態も「悪くないですね。全部がまぁまぁですね。良すぎないし悪すぎないし、いいんじゃないですか」と話すなど、調整は順調に来ている。
18ホールを終えての感想は「楽しかった」の一言。「日本にないコンディションだったり、景色だったり。正面に大きな山があったりして、回っていて楽しいコースですね」とリラックスムードでコースを堪能した。
とはいえ、いざチェックとなれば厳しい表情となる。18番グリーンではバックスピンで手前の池に落ちないかグリーンの落としどころを確認するなど、要所は押さえた。「18番はティが前ならアグレッシブに行けるホールになるし、後ろからなら頭を使っていかないと難しいホールとなる」と警戒。だが続けて、「そのホールだけでなく、全部のホールが難しい。それはすごく楽しいですね」と難易度の高さも前向きに捉えながら攻略する構え。
18番グリーン脇にある大会創設者のダイナ・ショア像の手にハイタッチしようとするも届かなかったため思わずジャンプするなど、ANAインスピレーション独特の雰囲気を満喫している比嘉。今大会の優勝者が掲げるトロフィーの名前は、その名が付いた“ダイナ・ショア・トロフィー”。こちらにも手を届かせることができるか。
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