<スタジオアリス女子オープン 事前情報◇11日◇花屋敷ゴルフ倶楽部よかわコース(兵庫県)◇6316ヤード・パー72>
先週開催された「オーガスタナショナル女子アマ」で安田祐香と日本国籍も併せ持つサソウ・ユウカ(フィリピン)が3位タイ入りと、“ダブルユウカ”がオーガスタを沸かせた。今大会では偶然にも安田と滝川第二高校で同級生だった古江彩佳がマンデートーナメント(主催者推薦選考会)でトップ通過を果たし、サソウと代々木高校で同級生の和久井麻由もマンデーを3位で通過した。
志田未来似って言われます 強カワアマ・安田祐香の笑顔がいっぱい【写真】
古江はこの3月に高校を卒業し、現在は六甲国際CCで研修生をしている。キャディ業務をこなしながら、時間を見つけてはラウンドなどの練習に明け暮れる毎日だ。
「マンデーのときはドライバーもパットもよかったと思いますが、本戦では1打1打に集中して予選通過を目指したいですね」
と控えめに抱負を語った。ドライバーショットを曲げないことと、パッティングでショートしないことをテーマにするものの、攻めるところではしっかりと攻めのゴルフに終始するつもりだ。
一方、和久井は4月から高校3年生になったばかり。サソウとはフィリピンで一緒にゴルフ合宿をする仲で、お互いに長所と短所を言い合いながら技術を高め合っているという。
「なぜかマンデーでは調子がよくて7、8回連続で通過しているんです。本戦だと緊張するのに、落ち着いてプレーできるのがいいのかもしれません」
実力がなければ、それだけ連続でマンデーを通過できるとは思えないが、これまでトーナメント本戦には11回出場し、最高位は昨年の「フジサンケイレディス」での29位タイ。今大会はそれ以上の成績を狙うのはもちろん、ローアマをとりにいく。
古江、和久井ともに今週にはプロテストが控えている。それまでに少しでも経験値を上げるつもりだ。(文・山西英希)
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