<KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日◇21日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6428ヤード・パー72>
国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」は全日程が終了。40歳のベテラン・李知姫(韓国)の優勝で幕を閉じた。一方で黄金世代・吉本ひかるが優勝にあと一歩という猛追、原英莉花が一時は首位タイに並ぶなど若い世代の活躍も目立った。そんな大混戦を終えた上位陣のコメントをお届けする。
青空の下、ナイスショットの原英莉花…美しき一枚【大会フォト】
■李知姫(トータル8アンダー・優勝)
「優勝は本当に久しぶりな感じがします。(外せばプレーオフとなる)最後のバーディパットはここで獲れないと優勝は厳しいと思い、絶対決めるという気持ちで打ちました。40代になっても優勝ができてうれしいです。これで今季優勝できたので、まだ勝っていないサロンパスとリコーの2つの公式戦を目標に頑張りたいです」
■吉本ひかる(トータル7アンダー・単独2位)
「今日は全体的にまとまっていたと思います。もうちょっとかみ合えば優勝も、という気持ちです。決めないといけないところでパットを決めることが、優勝するためには大事だと思うので、もっと練習します」
■原英莉花(トータル5アンダー・4位タイ)
「11番からショット、パットがうまくいかなくなりました。ですが、ショットが曲がり始めた原因をすぐに把握することができたので、考えながらできたのは良かったと思います。数字だけではないプレーの流れをもっと勉強して頑張りたいですね。今シーズン初めて優勝争いをして、トップ10に入れたのは良かった。良い感じだったので、また来週頑張りたいと思います」
■比嘉真美子(トータル5アンダー・4位タイ)
「フェアウェイの真ん中からボギーを打ってしまったり、3日間通して勝てるようなゴルフではなかったですね。いいプレーがなかなかできなかったですが、そのなかで耐えるところは耐えて、18番でバーディを獲ることを楽しみにラウンドしていて、それができて良かったです」
■上田桃子(トータル4アンダー・8位タイ)
「お客さんが一番多い18番で良いバーディが獲れたので声援をもらえてうれしかったですし、良い締めくくりができたと思います。空回りだけしなければ大丈夫かなと思っていて、実際に今日の最後でみんなが見てくれていた中でバーディが獲れたので、また一年後に強くなって帰ってきたいという気持ちになりました。今週は自分にできるベストは尽くせたかなと思います」
■青木瀬令奈(トータル3アンダー・12位タイ)※13番でホールインワン達成
「2016年の中京テレビ・ブリヂストンレディス以来です。その時はホールインワンしたのに予選落ちだったので、今回は良い順位であがれてよかったです。入るところは全然見られませんでした。ギャラリーさんの『入った』という声で一回はすごく喜んだんだけど、グリーンが硬くオーバーしやすいので『ホントかな』と思いながら(笑)、グリーンに行ったら入っていたのでよかったです」
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