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復活への“3連続パーセーブ” 4位浮上の藤田光里「まったく新しい気持ちでのぞむ」

<フジサンケイレディスクラシック 2日目◇27日◇川奈ホテルゴルフコース富士コース(静岡県)◇6376ヤード・パー71>
思い出の地で、再起への大きな一歩を踏み出す。2015年の大会覇者・藤田光里が前半の3連続バーディで一気に上位争いに名乗りを挙げた。トータル3アンダーはトップと4打差の4位タイ。優勝争いも視野に入るが、「今の自分ができるベストを尽くしたい」と気負わず、 最終日に向かっていく。
藤田光里「入って〜!!」【LIVEフォト】
見せ場は7番から始まった。ここで残り179ヤードのセカンドショットを1.5mにつけバーディを奪うと、続く8番でも手前3mからのスライスラインを読み切ってスコアを伸ばした。さらに9番パー3では、「狙いより10ヤード左へ行ってしまった」という7Iで放ったティショットが、風の影響もあり10cmにピタリ。これを沈め、スコアカードにバーディを3つ並べた。
だが、これ以上に「ここをガマンできたのが大きかった」と評価したのが、スタート直後に訪れた“3連続ピンチ”だった。1番のセカンドはあごの高いバンカーに飛び込んだが、ここから1m以内に寄せパーを拾った。さらに続く2番でもセカンドが右へ行きバンカー上からのアプローチを1m以内につけ、スコアロスを防いだ。3番のセカンドではシャンク気味の球が出て30ヤードを残したが、これを2mに寄せ、難を逃れた。
「バーディはおまけみたいなものですね。昨日はアプローチが寄らずにボギーが出たけど、それでも(イーブンパーで)ガマンできたのがよかった」。序盤のナイスパーセーブを、ノーボギーラウンドにつなげた。
昨年1月に左ひじ内側の手術を受けてから1年が経過。神経が腫れたことで激痛をともなった患部は、一時「握力が10まで落ちて、曲がらないし、コップも持てない。私生活に影響が出た」という状態まで悪化した。それでも当時シード選手だったことや、メスを入れることへの恐怖心もあり、痛みに耐えてゴルフを続けた。「もっと早く手術をすればよかった」。当時を振り返り、今はこう思う。
現在は握力も30まで回復。だがゴルフ面では「昔には戻れない」と影響は大きい。かつて持ち球だったドローボールを打つことができず、今は「真っ直ぐ打って、(右と左)どっちに行くかは分からないという状態。自信を持ってドロー、フェードを打ち分けることはできません」と説明する。試合に出るのも「不安です」というが、それでも心境には大きな変化が生じている。
「去年は1年間、緊張することはありませんでした。でも昨日は2番までスコアも書けないほど手が震えていました。オフも前向きにゴルフに取り組めたからこそ、緊張したんだと思います」。徐々に戦うメンタルは戻りつつある。だが、「いつゴルフができなくなるか分からないという不安は常にあります」というのも本音。これからも体だけではなく、自分の気持ちとの格闘も続きそうだ。
昨年5月の「サイバーエージェントレディス」以来となる予選通過。直近のアンダーパーラウンドは昨年8月の「北海道meijiカップ」2日目、さらに60台のラウンドとなると17年6月の「ニチレイレディス」初日までさかのぼる。
「昔優勝した大会ですが、その時と体もメンタルも違う。まったく新しい気持ちでのぞんでいます」。20歳の時に初めて優勝盾を掲げた場所で、新たな一歩を踏み出していく。(文・間宮輝憲)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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