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ジャンボの優勝は「幼稚園」の頃… 金谷拓実が“51歳差”の注目組に

<中日クラウンズ 事前情報◇30日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6557ヤード・パー70>

海外メジャー「マスターズ」への出場を果たした金谷拓実(東北福祉大)。海外のトッププロが出場し、一時は賞金総額がツアー最多だったことから “東洋のマスターズ”とも言われる本大会に3年ぶりに出場する。
去年は足して100歳をゆうに超える組み合わせでした【写真】

マスターズでは最終日に延ばせず58位タイに終わったが、初日には日本勢最上位(44位タイ)でスタートを切るなど存在感を示した。この日も練習ラウンド後にサインを求める列ができるなど、アマチュアながら注目の的だ。

さらに期待の高さがうかがえるのが、本大会の組み合わせ。ジャンボこと尾崎将司と、今大会で「58」を出した石川遼と同組で予選ラウンドを回る。石川とはツアー外競技などでも何度かラウンドをともにしたが、ジャンボとは初めてだ。

その年の差は、ズバリ51歳。日本ツアー94勝を誇るジャンボが最後に優勝したのは2002年「全日空オープン」だが、この頃金谷は「幼稚園の頃ですね」と苦笑い。1998年生まれの金谷は、ジャンボが本大会3勝目を挙げた97年にはまだ生まれてすらいない…。「僕がゴルフを始める頃にはすごい選手でした。一緒にプレーできることが光栄です」と、レジェンドとのラウンドに恐縮しきりだ。

もともと多くの観客が足を運ぶ本大会。初日から大勢のギャラリーを引き連れてプレーすることになりそうだが、「それに恥じないよう、自分らしいプレーができたらと思います」と真摯な姿勢を崩さない。昭和から日本のゴルフ界を支えてきたレジェンドと、平成のスポーツ史に記録を残してきた石川、これからの世代を担う金谷と、まさに新元号にふさわしい幕開けとなりそうだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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