<パナソニックオープンレディース 事前情報◇1日◇浜野ゴルフクラブ(千葉県)◇6566ヤード・パー72>
新天皇がご即位され、平成から新たな元号『令和』へと変わった5月1日(水)は、東浩子の誕生日。会場では成田美寿々や青木瀬令奈といった選手から「令和第一号、おめでとー」といった声が聞かれた。
“令”と言えばやっぱりこの人?【LIVEフォト】
日本全国がお祝いムードの日に誕生日とあって、いつもとはひと味もふた味も違う。「毎年の誕生日は割とドライなんですけどね。元号が変わる日と聞いてからは、今日がとても楽しみでした」。例年あっさりとバースデーを迎えていたが、「令和になったときは起きてカウントダウンしていました(笑)」と今年は新元号と共に迎えた特別な日をかみしめた。
自分にとって一年の節目であり、さらに時代の節目でもあるタイミングで新たな誓いを立てた。それは『もっと愛されるプロゴルファー』となること。
「今までは、いっぱいいっぱいというか成績に左右されてゴルフを楽しめていませんでした。今年は令和に元号が変わるタイミングというのもありますが、自分も楽しみながら、もっと周りの人に喜んでもらえるようなプレーや振る舞いもやっていきたいな、と思います」。
行動にも表れた。「あまりやらないタイプでした」というSNS、インスタグラムを始めた。「ゴルフや自分に少しでも興味を持ってもらえるように、発信するようにしました。最近は慣れてきてうまく更新できるようになってきました」。ゴルフへの考えや自身の記事、日常を投稿するようになった。誕生日となったこの日も、もちろんアップしている。自分も楽しみながら、ファンにも楽しんでもらうのが狙い。
誕生日を迎えるにあたり、ゴルフの調子も上がってきた。「KKT杯バンテリンレディスで今年初めてトップ10(8位タイ)に入れました。自分の中では状態は思わしくなかったのですが、上位に入れたことで手応えも感じました」。元々5月から6月に向けて調子が上がってくるタイプ。「今週はとても楽しみですね」と頼もしい言葉も出てくるのは、今大会の会場・浜野ゴルフクラブが合いそうなことも理由の一つ。
「練習ラウンドをしていて、好きそうなコースだと感じます。カメリアヒルズ(アース・モンダミンカップの舞台)と似ているんですよね。私はモンダミンカップで優勝争いがすることが多いので、それだけでここは好印象です」。かつて8位、そして5位となった得意コースを挙げて相性の良さを口にする。
そんなわけで、今週は“楽しみなこと”づくめ。「初めてのコースで相性もいいですし、令和になったし、誕生日でもあります。色々新鮮な週で、すごく楽しみです。(令和での優勝)第一号になりたいですね。かっこいい。ずっと名前が残るし、頑張りたい」。最高の一年とするために。最初の週から自分もファンも楽しめるプレーを見せたい。
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