<ウェルズ・ファーゴ選手権 最終日◇5日◇クエール・ハローC(米国ノースカロライナ州)◇7562ヤード・パー72>
51位タイからスタートした松山英樹は、4バーディ・2ボギーで今大会初の60台となる「69」をマーク。順位も31位タイまで上げ、4日間を終えた。
松山英樹のドライバースイングをチェック!特徴は…
セカンドショットをバンカーに入れた出だしの1番パー4、10mから3パットを喫した4番パー3と序盤から2つのボギーで順位を落とす苦しい展開となったが、ここで悪い流れを断ち切り、その後4つのバーディ。「4日間の中で一番良かった」というラウンドで大会を締めくくった。
17番パー3は4番アイアンで2.5mにつけるバーディ。最終18番パー4もセカンドを4mにつけ、「17番のティショットは今週はずっと打てていなかったと思う。ああいうのが打てると少しずつどこに向かっていけばいいのかというのが見えてくる」と納得の表情も浮かべた。
「マスターズ」以来の出場となった今週は、ショットに課題を口にする場面も目立ったが、試合を通じて上向きに。「これをすぐ忘れてしまうので」と笑ったが、「ここで気を抜かずに、さらに良いプレーができるように頑張りたい」と今後への手ごたえをしっかりとつかんだ。
次戦は、来週の「AT&Tバイロン・ネルソン選手権」に出場予定。「スコアが出るコースだと思うので、自分も伸ばして行けるようにしたい。難しいコースだと耐えていれば順位も上がるけど、そういうわけにはいかないと思う」と、伸ばし合いの展開をイメージする。「自分の感覚として少しずつ上がっているのは良かったと思う」。この感触を残したまま、次なる決戦の舞台・テキサス州ダラスに入る。
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