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ティイングエリアで子どもが観戦　こんな特等席はじめて見た！【カメラマンの景色】

毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【パナソニックオープンレディース編】
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今年新たに誕生した「パナソニックオープンレディース」ではさまざまな取り組みが行われた。なかでも好評だったのが、高校生以下の子どもたちがロープの内側に入って観戦できるツアーだ。
「今まで、ここまで近くで観戦できるイベントを見たことがありませんので驚きました」と話すのは、大会でシャッターを押し続けた上山敬太カメラマンだ。
「3ホールですが、観戦用ロープの内側で選手を間近に見ることができるインサイドロープツアーとのこと。ティのはじに立ってティショットを見たり、セカンドショット、パットもすぐ近くで見ることができて、素晴らしい企画だなと思いました」（上山カメラマン）
ジュニアゴルファー育成のプログラムは数多く存在するが、今回のように華のあるプロゴルファーのプレーを間近で見ることこそ、いちばんのジュニアゴルファー創成につながるかもしれない。「将来この子たちがゴルフをはじめて、プロゴルファーを目指すかはわかりませんが、何かを感じて、ゴルフを身近に感じてくれて、また、トーナメントに遊びにきたいと思ってほしいですね」（上山カメラマン）。
ゴルファー人口が減少する中、今大会のような取り組みが広がることにより、新たなファン層の拡大、ゴルフ界の盛り上がりにつながってくれれば。そんな思いがよぎった3日間だった。
<ゴルフ情報ALBA.Net>