<ディライトワークス女子マッチプレー選手権 初日◇8日◇朝霧カントリークラブ(静岡県)>
女子プロゴルフ唯一のマッチプレー競技『ディライトワークス女子マッチプレー選手権』(賞金総額1,500万円、優勝賞金500万円 ※ツアー外競技)が5月8日(水)から3日間の日程で開催。
32名の選手が、富士の麓を舞台に、初代チャンピオンの座をかけて戦うが、諸見里しのぶ、服部真夕、西山ゆかり、堀奈津佳、堀琴音、川岸史果らレギュラーツアーでの実績を持つ選手たちも出場。堀琴音は、開幕前日のプロアマ戦後に「姉妹対決になったら面白いですよね」と語った。
マッチプレー形式は2014年「日本女子アマ」以来でプロ転向後は初だが、「当時は駆け引きが苦手でしたが、あのときから大人になっているので、もしかした好きになっているかもしれません。仮に大たたきしても1ホールしかとられませんし、次のホールからは切り替えられるので、ポジティブに考えられますね」と前向きに捉えている。珍しいマッチプレー形式の試合で“姉妹対決の決勝”となれば、話題を呼ぶだろう。
出場選手のなかでナンバーワンの実績を誇る諸見里は2005年「日本女子アマ」以来のマッチプレー形式。「少し苦手ではありますが精一杯頑張ります。相手との駆け引きを考えつつ、思いっきり勝負できるので楽しみ。(決勝・3位決定戦以外は)9ホール決着なので、スタートの1番、2番が大事。先にアップしたいですね」と先手必勝で勝ち進みたいと語った。
また「中日クラウンズ」で兄弟子・宮本勝昌が勝利をあげ、師匠の芹澤信雄が7年ぶりのレギュラーツアー予選通過を果たしたことに大いに刺激を受けた西山は「THE QUEENSの団体戦のとき以外は初めて。とにかく“気合”が私の作戦です。コースを知っている分、プレーに集中できると思うので、出場するからには優勝を目指して頑張りたい」と“TEAM SERIZAWA”の活躍に続きたいと意気込んだ。
1回戦は、堀琴音が中井美有(9:56スタート)、諸見里が立浦葉由乃(11:00スタート)、西山が田辺ひかり(9:16スタート)と対戦する。
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