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鈴木愛が背中の痛みで最終日スタート前に棄権　「この大会に合わせてやってきたのに…」

＜ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 最終日◇12日◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース（茨城県）◇6560ヤード・パー72＞
大会初制覇を目指した鈴木愛が、最終日のスタート前に棄権することを発表した。理由は背中痛。前日から腰などの不調を訴えており、マッサージなどで緩和を試みるも実らず。この日も会場入りして様子をみたが、練習をすることもなく欠場するという決断をくだした。
国内女子メジャー大会の模様を写真でプレーバック【大会フォト】
鈴木は、出場を見合わせた先月「KKT杯バンテリンレディス」の週に、タクシー乗車中に事故に遭遇。「その時に腰を痛めたのですが、どんどん痛みが背中にも上がってきてしまい、今は肩甲骨まで痛みがあります」と、症状が悪化していることを明かした。週明けに一度病院で診察を受け、その後の治療などを検討する。
来週はディフェンディング大会の「ほけんの窓口レディース」が控えるが、そこへの出場も様子をみながらの判断となる。メジャーを棄権することについては「ここに合わせてやってきた。毎年ヒザが痛いなかプレーして、今年はその部分の状態はよかったのに、まさか別の場所をケガするとは思わなかった。事故なので、自分のせいではないですが、なんとも言えません」と心境を語った。
関係各所に挨拶をし、会場を後にした鈴木。今後は海外メジャー「全米女子オープン」なども控えているだけに、早期の回復が待たれる。
<ゴルフ情報ALBA.Net>