<ほけんの窓口レディース 事前情報◇16日◇福岡カンツリー倶楽部 和白コース(6292ヤード・パー72)>
1988年のツアー制度施行後で史上4人目、それ以前でも日本選手で樋口久子しか達成していない同一大会3連覇。この偉業がかかる鈴木愛が、「ステップでも勝ってるし、イメージもいいコースなので、自信を持っていけると思います」と自信を示した。
清水キャディと初タッグ!みっちりコースを確認中【写真】
先週棄権の原因となった背中痛は、月曜日に大山志保の紹介で行った病院でレントゲンなどで検査。その結果、筋膜が硬くなり、「水分や空気がいきわたっていない」と診断された。「大事な試合と全米(女子OP)もあるので、注射しかないと言われて。最初、注射は嫌と言ったのですが…。肩甲骨の少し下あたりに刺されました」と医師に従い、「無茶苦茶痛かった」という治療が施された。
「痛みはなくなった」と最悪の状況は免れたが、「1日に何回か針を刺したような痛みがある」とまだ安心はできない状況。そんななか、88年以降ではアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、ローラ・デービース(英国)、申ジエ(韓国)しか達成していないV3に向かっていく。
今大会ではイ・ボミ(韓国)とともに大会を制したこともあるキャディの清水重憲氏に、バッグを担いでもらえるよう依頼。初めてのタッグ結成だが「風向きを聞いたり、ピンポジションによってクラブのジャッジに迷ったときには正確なアドバイスをしてくれる」とすでに信頼は厚い。
「3連覇も頭にはあるけど、そろそろ優勝がしたいという気持ちが大きい。この辺りで、かみ合ってもいいのでは?と思っている」と勝利に飢えている状態。「(過去の3連覇の人とは)レベルが違うから」と謙遜したが、万策を尽くしてその選手たちに肩を並べる快挙達成を目指す。(文・間宮輝憲)
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