<日本プロゴルフゴールドシニア選手権大会 ゴルフパートナー・ヴィクトリアカップ2019 初日◇18日◇宝塚クラッシックゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6082ヤード・パー71>
インスタートの前半に2バーディ・1ボギーの「35」。80歳の大会最年長が躍動した。
今日の“スマイル賞”【女子LIVEフォト】
「アウトの後半に右の股関節が痛くなっちゃってね。右足を蹴れないから、こすり球になっちゃったよ。乗用カートOKで助かった(笑)」
後半は「41」と崩れたもののトータル「76」でエージシュートを達成。「公式戦では何回目だろう。4回目? いや、間違っていたらカッコ悪いから3回にしておいて」と、太田了介は笑顔を浮かべた。
平塚哲二の師匠として知られる太田だが、今でも京都の「笠取ゴルフセンター」でレッスンの毎日だ。
「休みは木曜だけかな。その木曜もお客さんに誘われたらラウンドレッスン(笑)。それに口だけといわれるのはイヤだから、実際に打って見せることにしている。多いときは300球以上、遅いときは21時ごろまでかな」
教え子の中には2017年の「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」で優勝したこともある上久保拓海さんを擁するなど、ジュニアの育成にも相当力を入れており、まだまだ血気盛ん。ちなみにドライバーの飛距離は230ヤードだ。
「これから? まずは健康第一だけど、お客さんのために自分の知恵を分けておきたいね」
長く続けられる秘訣は、多くの意味でゴルフ界に恩返ししたいという情熱にあった。
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