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7打差で最終日へ 連覇に向かうブルックス・ケプカの“完全優勝”プランとは?

<全米プロゴルフ選手権 3日目◇18日◇ベスページ・ブラックコース(米国ニューヨーク州)◇7459ヤード・パー70>
海外メジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」も3日目を終了。舞台となるベスページ・ブラックコースの難易度から、全米オープンのようなロースコア合戦になると予想されたが、ブルックス・ケプカ(米国)は初日「63」、2日目「65」と異次元のゴルフで首位を快走。3日目こそ3バーディ・3ボギーの「70」と伸び悩んだが、それでも2位に7打差と完全優勝での大会連覇は目前だ。
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「(7打差あることは)それほど重要じゃない。私はただ、いいゴルフをするだけだ。もし明日いいスタートが切れたなら、最初の6ホールはスコアを伸ばしやすい。そこで1つか2つ伸ばすことができれば、優勝に向けてよい位置にいられるだろう。そして、7番から12番まではできる限り多くのパーを取る、明日やるべきことはそれだけだ」。ここまでほぼ隙のないプレーを見せているケプカだが、最終日のプランも完璧に仕上がっている様子。
圧倒的な飛距離はもとより、メジャーの大舞台でも崩れないメンタルの強さはどこから来るのか。それについてケプカは、開幕前の会見で話していた。「かつては頭に血が上りやすいタイプだった。悪いショットをすぐに飲み込むことができなったんだ。でも、プロになって、そんな性格を修正する必要があるとわかった。落ち着きリラックスして、1歩退く勇気。それを考えたときに参考にしたのがダスティン(ジョンソン)だった。彼の感情のコントロールは見事で、すごく尊敬している」。
ニューヨーク州で開催されている今大会では、ギャラリーの“野次”が目立っている。強すぎるケプカに対してはブーイングが起こることもしばしばだが、「彼らの前でプレーするのは本当に楽しい。9番で短いパットを外したときのように、いくつかのブーイングを聞くのも楽しみのひとつ」と全く意に介さない。それもプロ入りしてから鍛え上げた鉄のメンタルゆえだろう。まさに盤石。そんな強すぎるケプカを脅かすようなスコアを出す選手が明日現れるだろうか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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