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受け継がれる片山晋呉流 大城さつき躍進を支える“アプローチ練習でショットを磨く”という考え方【辻にぃ見聞】

「ほけんの窓口レディース」はイ・ミニョン(韓国)の今季初勝利で幕を閉じた。その大会を見て、上田桃子らを指導するプロコーチの辻村明志氏が気になった選手をピックアップ!
辻村氏が「天才的」と語る申ジエのアプローチ【連続写真】
■ゴルフの向き合い方に変化が
今季に入って辻村氏が大きな変化を感じ取っている選手が、大城さつきだ。同大会では2日目を終えトップタイに立ち、今季2度目の最終日最終組に入った。最終日に崩れ初優勝こそ逃したが、辻村氏の評価が下がることはない。
「2009年にプロ入りしてから、ベストシーズンを送っていますね。ゴルフへの向き合い方が変わったのではないでしょうか」
17年に賞金ランキング44位(約2498万円)となり初の賞金シードを獲得。昨季もその座を守ったが、50位(約2222万円)と滑り込みで“死守”したもの。だが今季はこれまで、すでに約933万円を獲得。このペースでいけば、キャリアハイだった17年を超えるのも時間の問題だ。
大城本人にその話をぶつけてみると、「キャディさんや関係者の人にもよくいわれるんです。『どれだけゴルフに向き合ってこなかったんだろう』と思った(笑)」と、やはり周囲の反応が変わったことを明かす。「色々な方に“良くなった”っていわれるのがうれしくて『もっと練習しよう』という気持ちになりました。少しずつ気にかけてもらって、頑張ろうと。心境の変化は大きいです」。メンタルの充実が、練習への意欲をかりたて、“優勝争いの常連”へと成長を遂げようとしている。
■脈々と受け継がれる片山晋呉の教え
練習でも、これまでと同じことを漫然と続けているわけではない。辻村氏は、今季の大城のスイングを見て「いい方向に進んでいる」と口にする。
「これまでは、体重移動がうまくいかず、ヘッドが返るタイミングもまちまちでした。ボールに体重も乗らず、飛ぶ方向が散ってしまうというミスも目立った。もともと大城さんはドローヒッターだけど、悪い時はフックボールになっていました。今シーズンはフック回転の度合いが少なくなり、直進性が生まれることで飛距離もしっかりと出ていますね」
スイング時にスムーズな体重移動ができることで、(1)フェースがスクエアでいる時間が長くなる(2)ヘッドスピードが上がる、という利点が生まれると辻村氏は説明。「右足にためたパワーを左足がしっかりと受け止め、さらにそこまでの動きもよくなった。かっこいいフィニッシュになりました」。これまでとの明らかな違いが見いだせるという。
スイングについては大城も、「昨シーズン途中から(飯島)茜さんにいわれて、オフに変えることを決めていました。ずっと『体重移動がうまくいかず、スムーズに球に力を伝えられていない。もったいない!』といわれていて…」と、やはり“師匠”の飯島茜からも、体重移動の課題を指摘されていたことを明かした。
そして、その克服のために行ったのが『アプローチ練習』だった。「いきなりショットでやろうとすると難しいから、振りの小さいアプローチでしっかりと体重移動を習得しようと思いました。コースでできるかは別として、体の使い方を覚えようとしています」と大城。まだ完成には至ってないようだが、しっかりと結果が出始め、自信を深めている。
「もともと飯島さんは、片山晋呉さんから指導を受けていましたが、このアプローチ練習をショットに生かすという考え方は、まさに“片山流”。そのDNAが脈々と受け継がれていますね」(辻村氏)
■残る課題はグリーン周り
このスイングを見て辻村氏は、「体重移動を使うためには脚力が大事。トレーニングをしっかりやっていると思う」とその背景を推測した。実際に大城は、「昨シーズンから新たなスイングに取り組む時に必要となる動きを取り入れたトレーニングをやっています」と話す。それもあって、すんなりと新たなスイングを吸収することができた。
最終日に「76」と崩れ、初優勝を逃した大城。今後の課題として辻村氏は「グリーン周りの向上」がカギになるといった。「ショット、パットもよくなってきて、これからはアプローチが課題になるでしょう。ほけんの窓口レディースの最終日でも取りこぼしは目立ちました。ミニョンさん、申ジエさんのプレーを目の当たりに自分から崩れてしまった。最終日に自分のペースでプレーをすることが優勝するためのヒケツです」。
最後に辻村氏は、“本家”片山晋呉のこんな姿も明かした。「片山さんといったら、世界で見ても、アプローチ練習に一番取り組んでいる人だと思う。左手一本でウェッジを持って、移動の時間を長くしてスクエアに運ぶ、こういう単純な動きを何度も繰り返して体にしみ込ませています。一日中それをやっているという印象もあるくらいです」。
今はショット改造のために行っている大城のアプローチ練習が、しっかりとグリーン周りのレベルアップにもつながってきたら、さらにスキのない選手へと成長する、そう辻村氏は見ている。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとしてチャレンジツアー最高位2位などの成績を残し、2001年のアジアツアーQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦した。転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子、山村彩恵、松森彩夏、永井花奈、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場の愛称は“おにぃ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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