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シニア世代の女子に活躍の場を!【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】

今週は「全米女子オープン」。米サウスカロライナ州チャールストンCCで行われる大一番には、前週の「ピュアシルク選手権」で2位タイと好調の畑岡奈紗をはじめ、日本ツアー優勝直後の勝みなみら、日本勢が大挙して出場する。
現地から生配信! 全米女子OP会場に日本勢が続々集結【写真集】
男子の「全米オープン」ほどではないが、たくさんのゴルファーがエントリーできるのが、この大会の特徴だ。アマチュアならハンディキャップインデックス2・4以下という実力の縛りはもちろんあるが、予選からなら誰でもエントリーできるのがこの大会。今年も予選から数えると1552人が参加している。 
この大会の2週間前に、「全米シニア女子オープン」という大会が開催されたのをご存知の方はどれほどいるだろうか。当ウェブサイトでもお伝えしたように、スウェーデンのヘレン・アルフレッドソンが優勝。今年で59歳になるジュリ・インクスター(米)が昨年に続き2位になったのも興味深い。
日本からは、斉藤裕子、久保田有弥、志村香織、中田朱美カヤットの4人が参戦。昨年5位だった斉藤は今年も予選を突破し、16位タイに入っている。
50歳以上の女性が出場できるオープン競技である同大会は、今年が2回目。コネティカット州ノブルックロウンCCで来年も行われることが決まっている。
この大会が始まったことは、日本だけでみてもシニア世代のゴルファーたちに夢を与えている。女子プロに限って言えば、ツアーは年々若年化している上、45歳以上の選手が出場できるレジェンズツアーの名のシニアは、試合数が極端に少ない上に一行に発展の気配がない。この大会が始まるというニュースが最初に流れた時、女子プロたちの間にそれが伝わったスピードは驚くほど速かった。
40歳以上の女子プロを取材する機会が多いこともあるが「全米シニア女子オープン出場を目標にしたい」と口にする者は、驚くほど多い。それほど、彼女たちの多くは試合に飢えている。1987年に米女子ツアー賞金女王になった岡本綾子と世代こそ違うが、同時代に活躍していたインクスターが、今でも元気で実力を保っていることは、多くの人たちにとって励みにもなっている。
プレーできる期間が長いのが、ゴルフの良さでもある。ツアー第一線で踏ん張れるのにはもちろん限界があるが、それでもシニアの世界で活躍できるとなれば、その良さはさらに広がるはずだ。にもかかわらず、女子選手の活躍の場は、年齢とともに狭められていく。男子なら、欧米でシニアツアーの大会が数多く行われており、日本でも18試合ある。
平均寿命は、世界でみても男性が69・8歳、女性が74・2歳。世界トップクラスの日本で見ると男性は81・1歳(第2位)女性が87・1歳(第1位)。いずれも圧倒的に女性の方が長生きだというデータがある(2018年WHOの統計)。それを考えても、もっとシニア世代の女性が活躍できる場が増えるのが自然の流れだ。ゴルフというスポーツを広め、女子プロゴルファーと言う職業をアピールするためにも、そういった動きが加速することを望みたい。(文・小川淳子)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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