<ザ・メモリアル・トーナメント 初日◇30日◇ミュアフィールド・ビレッジGC(米国オハイオ州)◇7392ヤード・パー72>
2014年大会でツアー初優勝を遂げた「ザ・メモリアル・トーナメント」で、松山英樹が4バーディ・3ボギーの「71」でホールアウト。1アンダー30位タイとまずまずのスタートとなった。
“強いゴム”のような体使い 飛んで曲がらないのは日本人No.1の「ねじれ」【松山英樹のスイング連続】
この日は8番、12番のパー3などグリーンを外す場面で、「なかなかショートゲーム、ラフからのアプローチが維持できなくてボギーにつながった。長いパーパットを残してしまい、パッティングもよくなかった」とリカバリーへの課題を挙げたが、それでも1アンダーと悪くないスタート。
「ショットは、チャンスにつく・つかないは別にして、自分のフィーリング的に“こうしておけばいいんだな”という感じは少しずつ出てきているので、これを続けて行ければもっと安定してチャンスも多く作れると思う」と前向きなコメントを口にした。
「(ドライバーは)1回か2回くらいはミスしたけど、まあ気持ちよく打てていた」というように、この日はドライビングディスタンスが294ヤード、フェアウェイキープ率が78.57%と好感触。パーオン率は72.22%をマークし、「ショットに関しては、久々に何も考えないで明日を迎えられるかなという感じ」と手応えを感じている。
ところが、内心は「めちゃめちゃ腹がたってる!」と飛び抜けきれない状態に苛立ちも。「内容からしたらパッティング、ショートゲームも悪かったが、ショットが安定していてラウンドの途中でいちいち変えたりしないでいい、というのが良い材料だった」。ショットの感触には安定感を感じている松山。このまま右肩上がりで、週末に向けてここから一つでも伸ばしておきたいところだ。
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