大学生ゴルファーによる米国選抜と世界選抜の男女混合の対抗戦「アーノルド・パーマーカップ」が6月7日(金)から3日間の日程で行われる。会場となるのはアーカンソー州(米国)のザ・アロシャンクラブで。日本人選手として初めて、世界選抜メンバーとして金谷拓実(東北福祉大学)、中島啓太(日本体育大学)、青島賢吾(ウェイクフォレスト大学)の3人が出場する。
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金谷は昨年10月の「アジア・パシフィックアマチュア選手権」で優勝し、今季の「マスターズ」と「全英オープン」に出場。現在世界アマチュアゴルフランキングで6位につけている。中島は昨年8月の「アジア大会」個人・団体戦で金メダルを獲得、青島は2011年の「世界ジュニアゴルフ選手権」で準優勝するなど、世界で活躍を見せるトップアマだ。
金谷と中島が3日の朝に成田空港から現地へ出発。それぞれ大会への意気込みを語った。金谷は出場が決まるまで大会についての知識はなかったというが、「選んでもらったことは光栄なことだと思いました。チーム一丸となって、しっかり海外の選手ともコミュニケーションを取りたいし、自分のプレーができたらいいなと思う」と活躍を誓った。
中島は「金谷さんも出るし、すごく嬉しいなとは思いました。もちろん結果も残したいけど、チーム戦なので海外のトップ選手のスポーツマンシップなどを学びたいです。国際的なプレーヤーになりたいから、そういう面で色々勉強できるなと思います」と新たな舞台に期待を寄せる。
金谷は本大会出場後に一度日本に戻り、大学の団体戦に出場。その後ヨーロッパに渡って26日から行われる「欧州アマ」に出場予定。中島は大会終了後にそのままオーストラリアで合宿を行い、17日開幕の「全英アマ」に出場、その後金谷とともに「欧州アマ」に出場する予定となっている。
本大会は今年で23回目を迎え、過去にはダスティン・ジョンソンやリッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマス(すべて米国)など現在のトッププレーヤーたちも出場。2年に1度行われている米国ツアー選抜と欧州ツアー選抜の対抗戦「ライダーカップ」と同じ、マッチプレー形式で行われる。
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