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“やっと”プロゴルファーになった原英莉花　師匠ジャンボからは「とりあえず、おめでとう」

＜ヨネックスレディス 事前情報◇6日◇ヨネックスカントリークラブ（新潟県）◇6456ヤード・パー72＞

先週の「リゾートトラストレディス」で涙の初優勝を挙げた原英莉花。300通を超えるお祝いのメッセージ、お店が開けそうなほどのお祝いの花…。それらの一つひとつの喜びをかみしめ、「やっとプロゴルファーになりました」と実感がわいてきた。
いつも笑顔の原英莉花だけど…ラウンド中にはこの真剣な眼差し【フォトギャラリー】
月曜日には師匠であるジャンボこと尾崎将司の家を訪れ優勝報告。4月末以来となる訪問で一緒に夕食のテーブルを囲んだ。その乾杯の際、「はい。とりあえず、おめでとう」と言われたといい、帰り際には「早く2勝目頑張れよ」と一言。お褒めの言葉ばかりではなく、食事中には「最終日の最終ホール2打目はなんだ」とお小言も。これらの言葉たちには、ここで満足するなという気持ちが込められていたに違いない。

そんな師匠の思いはしっかりと胸に刻んでいる。「優勝のご褒美を買う予定はないです。ただただもう一度勝ちたい」。調子は先週同様に絶好調と言えるほどではないが、「チャンスがきたら決める。しっかりと状況判断をしていきたい。（2週連続優勝に向けて）希望をつなげられる位置で最終日を迎えたいと思います」。花開いた大型プレーヤーに慢心はない。（文・秋田義和）
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