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エース達成も無念！谷原秀人が振り下ろしたのは飛び系アイアン

＜日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 初日◇6日◇宍戸ヒルズカントリークラブ（茨城県）◇7,387ヤード・パー71＞

「〜全英への道〜ミズノオープン」に続いて日本ツアーに参戦中の谷原秀人。先週は予選落ちとなったが、この日は13番パー3で唯一のホールインワンを達成して大きな見せ場を作った。
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8番アイアンで振り抜いたティショットは、ピン手前5mに落ちてカップイン。「ちょっとずつだけど、アイアンは思ったところにいっている」と調子上向きなショットを披露した。加えてエース達成に貢献したのが、昨年10月ころから投入しているホンマの『TW-747P』アイアン。マッスルバックの『TW-BM』を監修したこともある谷原だが、747Pは飛び系のクラブだ。「やさしいのが好きなので」と、球が上がって飛距離を出しつつ、コントロール性のある同モデルを愛用しているという。

日本ではなかなか見られない谷原の勇姿に観客からは歓声が上がったが、当の谷原はなぜか悔しそうにクラブを振り下ろすまねをして見せた。「看板を見たら“決勝ラウンド2日間対象”って書いてあるやん…」。実は週末にエースを達成していれば、ホールインワン賞でBMW車がもらえたのだ。「タイヤくらいはくるのかな？」という冗談を飛ばした。

1イーグル・3バーディ・3ボギーの「69」で、2アンダー・7位タイの好発進。週末も活躍を見せ、BMWと2016年以来の日本ツアー優勝カップを手にする谷原が見たいところだ。（文・谷口愛純）
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