<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日◇20日◇ヘイゼルティン・ナショナルGC(米国ミネソタ州)◇6741ヤード・パー72>
海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」は初日の競技を終え、ハナ・グリーン(オーストラリア)が4アンダーで単独首位に立った。2位タイに1打差のキム・ヒョージュ(韓国)ら2人が続く展開だが、一方で日本勢は軒並み苦戦。苦しい一日を終えた日本勢に話を聞いた。
■横峯さくら(3オーバー・62位タイ)
「10番からスタートして最初にボギーを打って、流れを悪くしてしまった。きょうはバーディがなかったのが残念でした。あしたは午前スタートで天候がどうなるか分からないけど、しっかり自分のやるべきことをやるだけかなと思っています」
■畑岡奈紗(4オーバー・82位タイ)
「(パットが)打ち切れていないので転がりも悪いですし、なかなかラインに乗ってくれなかった。明日は午後スタートだったので、もう少し貯金というか、きょう少しでも伸ばして終えたかった…。本当に一つのプレーで流れは変わると思うので、バーディが獲れれば、明日はいいリズムで回れるかなとも思います。トップもそんなに伸ばしているわけじゃないので、攻めていければいいかなと思います」
■山口すず夏(7オーバー・122位タイ)
「前半はショットが安定していたのに、少しのミスでボギーが先行してしまった。18番で良いバーディが獲れたのに、後半は振りきれず、右に行くミスが増えて連続ボギー…悔しい一日でした。後半はすごく崩してしまったので、やっぱりメジャーの難しさはある。これだけ打ってしまったので、気持ちを切り変えて、しっかり攻めのゴルフをしたい」
■上原彩子(8オーバー・135位タイ)
「いっぱい打ちすぎて疲れました。序盤は風も吹いていましたし、雨もずっと降っていてコンディションはすごくタフだった。(グリーンに)届かないホールもたくさんあって…。いかにグリーン周りからしのぐかというのが大事。バーディを獲らないと決勝にはいけない位置ですし、自分ができる最大のことをしたいし、やりきりたいなと思っています」
■野村敏京(前半9ホールを終えた時点で腰痛のため棄権)
「骨に問題があって、無理をすると痛みが足まできてしまう。歩くと痛いし、スイングするときも無理したら筋肉まですぐ痛くなる。治療しながら休んだほうがいいか、ガマンしてシーズンを最後までやったほうがいいのか、今ははっきりとは分からない。シーズン序盤の成績が良くて、来年のシードは問題ないと思う。ゴルフをプレーしたい気持ちは大きいけど、体がついてこないのは悔しいし、悲しい」
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