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服部道子が2020東京五輪女子コーチに就任　強化委員会が発表

来年8月に行われる東京五輪のゴルフ競技で、服部道子が女子コーチを務めることが五輪ゴルフ競技対策本部から発表された。
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前回大会の2016リオ五輪では丸山茂樹がヘッドコーチを務めていたが、女子チームのコーチは不在だった。その後、対策本部は宮里藍に打診し断られるなど、来年に向けて苦心してきたが、ようやく決着した形だ。
「選手のパフォーマンスが最大限発揮できるよう、プレーしやすい環境をつくりたいと思います。皆さまのお力添えをいただき、これを機に、ゴルフが盛り上がっていくように努めていきます」（服部）
「（女子コーチの就任が）遅かったという風に言われれば否めない。丸山君がリオで孤軍奮闘してくれて、女子がいてくれたらいいな、というところで、快く引き受けてくれた。強化に向けてふたりでやっていってもらいたい」（倉本昌弘強化委員長）
なお、ヘッドコーチは引き続き丸山が務める。「選手に求められることがあれば即座に答えられるよう準備はしていきたい。女子コーチに就任した服部さんと一緒に、明るく楽しくチームを導くことだけはしていきます」と、服部と二人三脚で強化に尽力する。
服部道子（はっとり・みちこ）
1968年9月8日生まれ、愛知県出身。84年に日本女子アマを当時最年少の15歳9カ月で制すると、翌年には全米女子アマで日本人として初優勝。高校卒業後渡米し大学ゴルフ界で活躍した。帰国後は日本ツアーに参戦。93年に初優勝を挙げると、日本女子オープン2勝などツアー通算18勝。98年には賞金女王にも輝いている。
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