<アース・モンダミンカップ 2日目◇28日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6620ヤード・パー72>
賞金総額2億円(優勝賞金3600万円)の前半戦最大のビッグトーナメント「アース・モンダミンカップ」は予選ラウンドが終了。今大会で上位に入り、逆転でのリランキング上位を目指した渡邉彩香、三浦桃香らは決勝進出を逃し後半戦への出場権を得ることはできなかった。
中盤戦出場権に望みをつないだ竹内美雪…気合のミニスカで出陣!【大会ライブフォト】
一方でアン・シネ(韓国)は、トータル2アンダー・26位タイ、竹内美雪は「68」と4つ伸ばしトータルイーブンパーの55位タイで週末へ望みをつないでいる。
また、上位に目を移せば申ジエ(韓国)が4日間で20アンダーを超えるペースで首位を快走。1打差に大城さつき、首位と2打差の3位に原英莉花と続いている。連覇を目指す成田美寿々はトータル7アンダーの5位タイ、史上2人目の3週連続優勝がかかっている鈴木愛はトータル2アンダー・26位タイで予選を突破している。
熱帯低気圧接近に伴う荒天から始まった戦いも、気づけば例年通りのバーディ合戦。3日目も伸ばさなければ、それぞれが目指すところへはたどり着けない。
以下、注目選手のコメント
■申ジエ(トータル11アンダー・単独首位)
「今日はタイのような湿気がすごい暑さでしたね。このコースでボギーが1つというのはいいと思います。ボギーは誰でもやる失敗なので次に生かせるように頑張りたい。いいプレーを維持して残り2日も頑張りたい」
■大城さつき(トータル10アンダー・単独2位)
「4番パー3のティショットを打ったときに“あっ、分かった!”と手応えをつかんで。その後は全部ピンにしか飛んでいかない、という感じでした。これだけいいショットなら、もう一回9ホール行きたいくらい(笑)。ゴルフをやってきた中で一番“きた!”と思った。何とか維持したいですね」
■原英莉花(トータル9アンダー・単独3位)
「グリーンの外から2回入ったのは良かったですが、パー5で2つボギーというのはとても心残りというか…。ただ、今、自分のできることをしっかりとすればいい争いができると思う。もうやるしかないですね(笑)」
■成田美寿々(トータル7アンダー・5位タイ)
「ティショットは曲がっているのですが、その中でもラフからのアイアンショットが安定していてグリーンに乗ってくれていた。それでストレスなく回れていると思います。パッティングも良かった。初日に3アンダー、今日4アンダー。このまま右肩上がりでいければいいなと思います」
■鈴木愛(トータル2アンダー・26位タイ)
「今日も本当にしんどかった。パットは悪くなかったけど、昨日ほど良くはなかったですね。ショットもそんなに悪くないですが、微妙なところについたりして、キレないラインにつくことがあまりなかった。ただ、パットが入ってくるようになれば7アンダーとかも不可能ではないと思うので、ショットをちょっと調整して、パットはグリーンの速さに合わせていきたい」
■アン・シネ(トータル2アンダー・26位タイ)
「今日はティショットのミスが多かったですね。でも、とりあえずあと2ラウンド残すことができました。コース自体は相性が良いですし、今日はグリーンが雨で濡れていてスピンが効いてくれました。ティショットの感じがもう少しよくなれば、もっとグリーンに乗せていけるので今日までよりもいい結果になると思います」
■竹内美雪(トータルイーブンパー・55位タイ)
「今日は全体的に良かったですね。昨日終わった後、ショットもパッティングも気付けた部分があって、修正できました。リランキングがあってもいつもと同じ感じで臨めています。決勝に通ればリランキングで上に行くチャンスもあると思います。1日1日大切に集中していきたい」
■渡邉彩香(トータル4オーバー・97位タイ)
「ショットの調子がよくなかったですね。(2日目の)後半はバーディを獲るため、攻めた時にミスが出た。これが自分の現状だと思った。前半戦は結果が出なかったのが残念。グリーンに近づけば近づくほど調子がいい。アプローチ、パターは去年に比べて格段によくなったので、それだけにもったいないですね。(長いクラブは)自分の持ち味なので、そこを何とかしないと」
■三浦桃香(トータル4オーバー・97位タイ)
「開き直って、最後にいつものゴルフができました。昨日、今日とドライバーはしっかり振れていました。悪いイメージがいいイメージに変わった。プレーの内容は2日とも変わらないので、気持ちの問題ですね。ステップ・アップ・ツアーなど自分が出られる試合でベストを尽くせるように備えたい。プロテストもあるので、試合勘を維持できるように今後のことは考えたいです」
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