<ウォルマートNWアーカンソー選手権 2日目◇29日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6331ヤード・パー71>
大会連覇を目指した畑岡奈紗だったが、前半からまさかの事態に陥った。
原英莉花 今日は勝負服【LIVEフォト】
10番スタートの出だしでバーディ奪取。「今日も朝はそんなに調子が悪い感じはなかったが、13番のミスから、タイミングだったり、スイングの感じがちょっと微妙になった」と、なんとパー4で「8」の大叩き。その後は持ち直したが、5バーディ・2ボギー・1クワドラプルボギーラウンドで、トータル5アンダー・46位タイに後退した。
13番のパー4。ティショットは左からの風を警戒しながらも「いつもどおりハイブリッドで打ったが、ちょっと右にプッシュして、風もあり右のアウト・オブ・バウンズに行ってしまった」と、最悪の事態に。いきなりパンチを食らった。
「やっちゃったのはしょうがない。そんなに引きずってはいなかったが、あのへんからショットの感覚がイマイチだった」と、動揺は隠せなかったが、その後はなんとか盛り返した。18番でバーディを奪って折り返すと、後半は3バーディ・1ボギー。最終日につながるプレーで締めくくった。
畑岡がいうように、ミスは引きずらない。「大きなミスなくたくさん伸ばして終われるよう頑張りたい。トップ10を狙いたい」。首位とは8打差と連覇の夢は遠のいたが、上位進出を誓い、前を向いた。
■クワドラプルボギー
規定のパーに対して4打多いスコア。ボギー、ダブルボギー、トリプルボギー、クワドラプルボギー
■畑岡奈紗の13番
ティショットは右のOB。打ち直しの3打目も右のラフ、4打目はフェアウェイにレイアップ。5打目はグリーン右奥のラフ、左奧のピンに対して厳しい状況。6打目はピン左下6メートル。これを外して「8」。
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