東京駅と皇居にほど近いパレスホテル東京の地下1階に店舗を構える「muta PALAZZO」。7月1日に、ゴルフにフォーカスした商品を並べる形に生まれ変わった同店舗を、ツアー通算5勝の服部真夕が訪れた。
全身白のコーデもカッコいい【写真】
服部は2007年から守ってきた賞金シードを昨年喪失。今季は再起をかけ、ステップ・アップ・ツアーにも挑戦。年末のQTに向け気持ちを高めているまっ最中。そんな服部が今季着用を決断したのが、この「muta」というブランドだ。
一見して派手さはないが、上品なカジュアルスタイルに、マリンテイストを施している元々のブランドコンセプトのウェアが服部にマッチ。イタリア語で「変化」、「交換」、「脱皮」を意味する「muta」という言葉通り、服部にとっては変化が求められるシーズン。まさに心機一転の服部をサポートするにふさわしい言葉だ。
「私服でも着用していて、同じ愛知県のブランドというのもあり、縁あって今年から着させてもらっていますが、スゴく気に入っています」と、この日は新装した店舗内で、商品を手にとっては今後のコーディネートに思いを巡らせた。
ウェア選びはクラブなどと同じく、プレーヤーにとっては非常に重要なのはいうまでもない。「見た目がいい」、「機能性が高い」、「目立つ」、「人と違う」などなど、さまざまな理由を挙げればキリがないが、すべてに当てはまるのがこのウェアだという。
これまではどちらかというと、単色使いにスポーティなイメージと、決して派手ではないウェアの印象が強かった服部だが、「今年初めてこれを着たときには、みんなビックリしていました(笑)」と、プロ仲間をはじめ、周囲も驚いたという。
特にオキニ入りなのが、「白や紺、黒などの色を使いながらも、ワンポイントをあしらったりして、とても印象的なものが多い。さらには着心地も抜群ですし、機能性も高い」と、プレーにもプラスの効果が現れている。「好きなウェアを着ていると気分的にも上がります」と、気持ちの面も上向きだ。
プロになって今年で13年目。若手が多く台頭する女子ゴルフ界においてはベテランの域に達したが、まだまだ歩みを止めるつもりはない。レギュラーツアーは早くもシーズン後半戦に突入。限られた出場機会のなか、各大会の予選会にも挑戦。下部ツアーからのステップアップを目指し、気分一新のシーズンを前向きに進んでいる。
この日は、店舗内にあるピンクのショートパンツを試すなど、コレまでには挑戦したことのないものもどんどん取り入れていくという。プロになってから、コースでは1回しか履いたことがないというスカートについても、「もともとほとんどスカートは履かないですし、お約束はできませんが、もしかしたら…」と照れながら答える。
好きなウェアでコースを歩けば、表情も明るくなる。ゴルフ人生“第2の挑戦”を支える強い気持ちと笑顔を生むニューウェア。今季残りの活躍を果たし、脱皮を図る服部に注目だ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>