<資生堂 アネッサ レディスオープン 3日目◇6日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6513ヤード・パー72>
後半戦初戦となる新規トーナメント「資生堂 アネッサ レディス」は3日目の競技が終了した。15位タイから出たイ・ボミ(韓国)が6バーディ・2ボギーの「68」と4つ伸ばしトータル8アンダーの7位タイに浮上。2017年の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来、2季ぶりとなるトップ10入り圏内で最終日を迎える。
2年連続賞金女王! イ・ボミの2016年スイングをプレーバック【連続写真】
前半からアクセル全開だった。5番で最初のバーディを奪うと、7、8、9番とショットでピンに絡めて3連続バーディ。11番でボギーを叩いたが、13番、14番でも連続バーディを奪った。そこからボギー1つにまとめて、首位と5打差と17年の「CAT Ladies」以来の優勝へ可能性を残した。
初日から好感触だと話しているショットはこの日も好調。「ドライバーも芯に当たったいいドローが出ていました。アイアンもいい距離が残っていて、いいショットが打ててピンにつけられた」。修正ポイントも明確。「アゲインストのときに力が入ってしまって、左に行ってしまうショットがあったので修正したいです」。どんな風でも同じように打てるようにしたいところ。
それだけショットの状態が上がっているだけに、「昔のスイングを100%だとしたら今はどのくらいですか?」という質問も。これに対しボミは「いいときのスイングと今のスイングは違うので比べられないですね。今日は今のスイングでいいゴルフができたと思います」と答えた。
優勝も見える位置での戦いとなるが、「成績も考えると思うけど、緊張感のある中でいかにいいショットを打てるかどうかを大事にしたい」。まずはスイングを固めることが優先と話したボミ。それでもやっぱり期待をしてしまう。
以下、上位選手のコメント
■イ・ミニョン(トータル13アンダー・単独首位)
「今日は仲の良い2人(キム・ハヌル、ペ・ヒギョン)との組み合わせとなりました。韓国でも試合では一緒に回ることはなかったのですが、私はいつも通りあまり話さず淡々とプレーしました。ショットの調子がいいので、チャンスが多かったですね。(飾ってあった)綺麗なトロフィーが欲しいので、明日も頑張りたいですね」
■渋野日向子(トータル11アンダー・単独2位)
「ショットの感触はいいですね。チャンスにつけられられています。それをことごとく外していましたが、入ってきた結果だと思います。2勝目のチャンスがきちゃいましたね。頑張るしかないです」
■岡山絵里(トータル10アンダー・3位タイ)
「ボギーは仕方ないですね。ショットは全米女子オープンの時よりもいいです。無理に振ろうとしなくてもクラブが振れています。アイアンショットがいい感じですね。今日はパッティングがショート気味だったので、明日はしっかりと打てるようにしたいです」
■永井花奈(トータル10アンダー・3位タイ)
「6番のボギーがすごくもったいなかったですね。(「65」を出した)昨日はパターが入りすぎていたなという感じでしたが、今日の方がショットはベタピンについたりとよかった。ドライバーも昨日より手応えがありました。優勝したいですね。あまり焦らず今日のように回れていればバーディの数も増えてくると思うので、流れに合わせて勝てるように頑張りたい」
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