<3Mオープン 3日目◇6日◇TPCツインシティーズ(ミネソタ州)◇7468ヤード・パー71>
2017年「WGC-ブリヂストン招待」以来となる米ツアー6勝目に向け、好位置につけた。松山英樹が1イーグル・5バーディ・2ボギーの「66」をマーク。トータルスコアを13アンダーまで伸ばし、トップと2打差の6位タイに浮上した。
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1番でピン右50cm、2番では手前6mから1パットバーディを奪ってスタートダッシュに成功した松山。7番、さらに折り返し直後の10番でもスコアを伸ばすなど、快調なラウンドを続けた。さらに12番パー5では、52度のウェッジで放った残り100ヤードの第三打がバックスピンしてそのままカップイン。このイーグルには、思わずバンザイが飛び出した。だが「12番までの感じだったら、10アンダーくらい行ってもおかしくないかなという雰囲気があった。仕方ないかな」。その後、2つのボギー(1バーディ)で伸ばしきれなかったことを少し悔やんだ。
特にティショットをバンカーに入れてしまった13番パー3は、「うまくリカバリーできたと思ったら、まあ…もったいなかったですね」と、1mに寄せた後から2パットのボギーだっただけに悔しさもひとしお。「ミスはミスだけど、外れるほどかな?という感じ。しっかりヒットできていないと入らないラインはあるし、やるべきことができていないという部分で自分のミスかなと思う」。このパットについては、こう言及した。
それでも18番をバーディで締めて、しっかりと優勝戦線に踏みとどまった。「外しているパットもあるけれど、入っているパットもたくさんある。それをプラスに考えてやりたい」。ポジティブなイメージを頭に残し、最終日のラウンドに向かっていく。
優勝へ向けカギを握るのは「最終日の前半はぶれる」と振り返る、序盤の戦い方だ。「最近(ショットが)徐々にまとまってきていると思う。ただ(ミスの幅に)一発の大きさがまだあるので、それがなくなってくれば常にこういう位置で戦えるんじゃないかなと思います」。自信も深まりつつある。「(上が)思ったより伸びていない。その日によって変わるんだなと、こういうコースは。明日は自分の日になるように頑張りたい」。久々の優勝に向け、つき進んでいく。
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