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「遼の優勝はうれしかった」小平智は戦友祝福　自身のゴルフも上向きに笑み

＜3Mオープン 最終日◇7日◇TPCツインシティーズ（ミネソタ州）◇7468ヤード・パー71＞
序盤でダブルボギーを叩きながらも、後半は3バーディ。小平智は4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーでひとつスコアを伸ばし、トータル7アンダーの58位タイで4日間を終えた。
小平智のスイング解説【連続写真】
全ラウンドをアンダーパーで回りきり、順位よりも内容の満足感が残った。「久々に1週間通してショットは自信をもって打てていた。本当にこの感触を忘れずに、これからずっと行きたい。これを固めて次につなげたい」。戦える感覚が小平に戻ってきた。
「これから自分自身が楽しみ。もう少しでシーズンが終わってしまうけど、残り少ない試合で成績を残せるようにがんばりたいなと思う」と表情は明るい。プレーオフシリーズ進出へは厳しい道のりだが、レギュラーシーズンの残りに向けて自信もみなぎる。
さらに刺激を受けたのは石川遼の優勝。「ドライバーで悩んでいたり、アメリカで大変だった話しもした。プライベートでも一緒にゴルフしたり、つらいところを見ているので、朝、ムービーを見てすごくうれしかった」と盟友の復活勝利喜んだ。
米ツアーは入れ替わりで、ともに戦ったことはないが、「僕とか遼とか、似たような体型。どんなゴルフするのか、英語も教えてもらいたいし」と、石川の米ツアー復帰を待ち望む。そのときまで、自身も居場所を確保する必要があるが、「なんかちょっとやれそうだなって感じがした」と、さらにギアを上げる構えだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>