「アース・モンダミンカップ」を終えて後半戦に突入する国内女子ツアー。前半戦の各スタッツを見ながら振り返っていきたい。
申ジエ 美しすぎるスイング、ポイントは“2つ”【連続写真解析】
1ラウンド当たりの平均ストローク数【(ストローク数×72÷コース所定パー)÷ラウンド数】で1位となったのは、前半戦で3勝を挙げて賞金ランキング1位でシーズンを折り返した申ジエ(韓国)。2位の上田に約0.8という差をつけた。
ゴルフというスポーツはいかに少ない打数かを競うもの。それだけに平均ストロークを年間の数字の目標に立てる選手も少なくないが、ジエは一切ないという。「平均ストロークってどのくらいかな?って気になったときに見る程度です。たまにしかないですね」。「資生堂 アネッサ レディス」の練習日に久々に気になったんだとか。
理由はコースによってスコアは全然違うから。「コースに入ればセッティングによってどのくらいスコアがでるかなというのは気にします。ですが、それはコースによって違うので。なのであまり平均ストロークは気にしていません。出る試合によって変わるものですから」。あくまで目の前の試合のコースで、ベストのスコアを出すことに集中しているという。
そもそも平均ストローク以外のスタッツもあまり気にしていないという。「試合結果によって数字は変わるので、試合前からあまり気にしたりしないですね」。そこには元世界1位なりの哲学がある。
【平均ストローク順位】
1位:申ジエ 70.1952
2位:上田桃子 70.7913
3位:鈴木愛 70.8265
4位:イ・ミニョン 70.9117
5位:勝みなみ 71.0249
6位:黄アルム 71.1414
7位:ペ・ソンウ 71.1528
8位:河本結 71.1776
9位:穴井詩 71.355
10位:全美貞 71.4041
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