<ニッポンハムレディスクラシック 事前情報◇10日◇桂ゴルフ倶楽部(6,602ヤード・パー72)>
国内女子ツアーの舞台は今季初の北海道。「ニッポンハムレディスクラシック」は昨年までの函館から苫小牧に移動。さらに3日間から4日間競技となり、新たに生まれ変わった。大会初日を前日に控え、プロアマ戦が行われ、前週の「資生堂 アネッサ レディス」で2017年8月以来のトップ10に入ったイ・ボミ(韓国)も元気な姿を見せた。
2年間苦戦が続くボミだが、昨年はアドバイスをもらうなど交流もある石川遼が「日本プロゴルフ選手権」で優勝したことを受け、「感動しました。精神力が強いと思いました。実力はみんなが分かっているけど、今年は腰も痛めていた仲で大きな試合で優勝して、カッコいいです」と、石川3年ぶりの優勝を祝福した。
自身も2ネンぶりの優勝を近づけたいところでのカムバック優勝のしらせ。ボミは今大会34位以上で生涯獲得賞金8億円を突破することもあり、「今週決めたい」と気合十分。さらに輝くキャンディ・スマイルの笑顔が見られるかもしれない。
以下、主な注目選手の大会前コメント
■渋野日向子(前週、ツアー2勝目を達成)
「調子は悪くはないですが、疲れはあります。正直すごく眠いですけど、みんな同じだと思います。(予選ラウンド同組となった鈴木)愛さんとは、昨日の前夜祭の前に少しお話をしました。やっと話しかけることができました。今までは挨拶程度でした。緊張しました。久しぶりに人と話すことに緊張しました。とりあえず予選通過は絶対にしたいです。予選通過をしたらトップ10以内に入りたいです」
■鈴木愛(2試合ぶりの出場)
「体はとてもげんきになりました。気持ち的にもゆっくり休めたので、大きいですね。本当に疲れていたという感じでした。3週連続優勝と言われていて、頭が痛かったです。そこまでのレベルに気持ちも体も追いついていなくて、でも頑張らなきゃというのは感じていました.自分ができるゴルフの状態より上を目指さないといけなかったので、イライラもしていました。今週は本調子で行ければいいゴルフができるかなと思います」
■小祝さくら(地元北海道出身)
「地元での開催という感じはないんですけど、コースがいい感じで難しいので、やりごたえがあります。回ったことはありますが、昔と全然違います。違うコースのような感じがします。地元の選手としてというのは考えないようにして、いつもの大会だと思って臨みたいです。地元優勝はそう簡単にできることではないです。いい感じでプレーできればいいと思います」
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