「アース・モンダミンカップ」も終わり、後半戦に突入している国内女子ツアー。前半戦の各スタッツを見ながら振り返っていきたい。
上田桃子の“特別練習シーン”をカクシ撮り【動画】
【パー4の総ストローク数÷パー4総ホール数】で現されるパー4の平均スコアで、常に上位にランクインするのが上田桃子。ティショットとセカンドショットの両方に強みを発揮することがこの部門でのカギとなるが、前半戦2勝の33歳が、今年もここでしっかりとその強さを見せている。
ショットメーカーが上位にランクインすることが多いこの部門。「ショットメーカーと言ってもらえるのはとてもうれしいです」と上田も喜ぶ。高みを目指す中で、満足をしているということではないが、コース上でもっとも多いパー4がスコアメイクのカギになることはよく理解している。
「パー4がいちばん多いですし、そこで3つはバーディを獲りたい。今年はパー3のスコアが悪いので、そこも課題ですが」。目指す理想にはキリがないが、やはりショットでピタッとつける上田の姿は、ツアーを象徴する1つのシーンだ。
「パー5はロングヒッターや、3打目で寄せることができるので、100ヤード以内がうまい人が上位に来ることが多い。そのなかでパー4のスコアがいいというのは自信になります」と、持論も展開した。そんなパー5でも上位(11日現在で平均スコア2位)につけているのだから、やはり上田にはスキがない!
【前半戦終了時のパー4平均スコア】
1位:上田桃子 3.9621
2位:ペ・ソンウ 3.9701
3位:勝みなみ 3.9719
4位:河本結 3.9787
5位:イ・ミニョン 3.9868
6位:申ジエ 3.9944
7位:鈴木愛 3.9976
8位:渋野日向子 4.0147
9位:全美貞 4.0164
10位:黄アルム 4.0181
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