<ニッポンハムレディスクラシック 初日◇11日◇桂ゴルフ倶楽部(北海道)◇6,602ヤード・パー72>
大会初日はホールインワンが3つ飛び出す盛り上がり。大会としてのホールインワン賞300万円は決勝ラウンドの16番。そのほかのホール、予選ラウンドには特別賞は設けられていなかったため、大会を主催する日本ハム株式会社から商品券10万円分と同社のあらびきウインナー『シャウエッセン』が贈られることになった。
脇元華と巨大ソーセージ【写真】
ホールインワンを達成したのは、午前組で河本結(11番)、午後組から脇元華(16番)、山戸未夢(16番)の3人。それぞれがおなかいっぱいになるほどの『シャウエッセン』を受け取ることになり、笑顔だった。
「賞金がなくて残念!」としたのは脇元。「まさか入るとは思っていなかったので、入った瞬間は見ていなかったですが、『入った!』といわれて『え!』という感じでした。見たら300万円と書いてあったので「やった!」と思いましたが…。シャウエッセンをいただけるのでうれしいです!」。人生で2回目のホールインワンボールは、「次のホールから新しいボールに替えました。飾ろうかな」と、試合での初エースを喜んだ。
最後に達成した山戸にとっては、これが7度目のホールインワンで、試合では2度目。それも地元・北海道で行われた2017年の「ニトリレディス」以来。「北海道には何かあるのかな(笑)。シャウエッセン大好きなので、ありがたいです。明日もう1回やっちゃうかな! 明日もシャウエッセンをもらいたい!」と、表情も明るかった。
河本はこのホールインワンもあって6アンダーの首位タイ発進。脇元は1アンダー25位タイ、山戸は1オーバーの46位タイ。なお、今回の1日3回のホールインワンは、同一トーナメント・同一日・最多ホールインワン記録タイ。会場の桂ゴルフ倶楽部は“シャウエッセン祭り”となった。
■同一トーナメント・同一日・最多ホールインワン記録
3回
・1989年 ヤマハカップレディスオープン第3ラウンド
(中嶋千尋、ト阿玉、森口祐子)
・1997年 サントリーレディスオープン第2ラウンド
(中島真弓、森本多津子、尾亦史子)
・2002年 大王製紙エリエールレディス第1ラウンド
(松澤知加子、木村敏美、山口裕子)
・2013年 ゴルフ5レディス第2ラウンド
(小楠梨紗、岡村咲、佐々木慶子)
・2015年 アース・モンダミンカップ第2ラウンド
(大江香織、土田沙弥香、西山ゆかり)
・2019年 ニッポンハムレディスクラシック第1ラウンド
(河本結、脇元華、山戸未夢)
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