<ニッポンハムレディスクラシック 初日◇11日◇桂ゴルフ倶楽部(6,602ヤード・パー72)>
開幕前日のプロアマ戦後の練習でふとひらめいたパター変更。大会初日に8バーディ・2ボギーの「66」で回った青木瀬令奈が、6アンダー・トップタイの滑り出しを見せた。
青木瀬令奈が成田美寿々とドレス姿で見せた“ヅカポーズ”!
「15分くらい打ってみたらスゴく良くて、それでピンときて、きょう使いました」と、最近使っていたマレット型から以前使用していたピン型に変更。長さやライ角がガラッと変わったことで、スピードも速く、傾斜も強い難グリーンを攻略してみせた。
「グリーンが速いときは、ピン型のパターでパチンと打った方がいい」というのが青木流。今年はほぼマレット型だけに、久しぶりのピン型投入で、イメージが沸いたという。元々。ギアにもスイングにもこだわりを持つ青木。今回のグリーンを見て、5本持参したパターから正解を引き当てた。
前半戦は調子を落とすことが多かったという青木だが、「コーチに言わせると7月から運気が変わるということでした(笑)」と、まさにその言葉通りの滑り出し。まずは予選を上位で通って、2年ぶりのツアー2勝目に近づきたい。
その他、主な上位選手のコメント
■河本結(6アンダー・首位タイ)
「勝つことを目標にしていないと、優勝争いはできないと思うので、年間を通しての目標は常に上位でいられるようになること。見ているギャラリーの方に『この子おもしろい』と思わせたいですし、上位にいることは大事なこと。北海道は好きなところ。ご飯もおいしいですし、動物もコースに出てきたり、穏やかな気持ちでプレーできます。すごくいい状態じゃないかと思います」
■イ・ボミ(5アンダー・3位)
「ショットの感じは朝の練習場から良かった。コースが難しいからあまり考えずに、先週練習したことをきょうもできるようにと考えていました。バーディチャンスについたところでパッティングが入ってくれましたし、イーグルもあって流れが良くなりました。集中して、自分のショットに自信を持ってやっていたらこのスコアでした。欲は出ると思うけど、おちついて、いいマネジメントをしながら頑張りたいです」
■渋野日向子(2アンダー・16位タイ)
「ボギーのあとにバーディが2コ獲れたので、60点くらいのラウンドです。入れたい距離を何回か外しているので、もったいないのは何コかありました。ボギーもティショットを曲げてセカンドが狙えなかったりしたので仕方ない。明日の天気が分からないですけど、午後から風が強くなると思うし、寒くなると思うので、オーバーパーは打たないようにしたいです」
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