<ニッポンハムレディスクラシック 3日目◇13日◇桂ゴルフ倶楽部(6,602ヤード・パー72)>
3日目に突入した「ニッポンハムレディスクラシック」。体力的に苦しかったはずの3週連続4日間大会だが、残すところ36ホールとなった。
今週はイ・ボミにもチャンス到来で笑顔【写真】
ムービングデーに注目したい組み合わせはアウトコースの2組目、8時30分にティオフする森田遥、永井花奈、そしてアマチュアの安田祐香(兵庫・大手前大学1年)だ。
昨年、諸見里しのぶと並ぶアマチュアの連続予選通過記録(10試合)タイを達成した安田。「サントリーレディス」では最終日に最終組の1つ前に入るなど、堂々としたプレーでプロのトーナメントでも活躍を見せている。
そして、“プロの試合で活躍するアマチュア”の先輩が森田、永井といえるだろう。「KKT杯バンテリンレディス」で、当時15歳の勝みなみ(当時、鹿児島・鹿児島高校1年)が優勝したのは2014年。負けじと森田(当時、香川・高松中央高校3年)は「サイバーエージェントレディス」で2位フィニッシュ。「日本女子オープン」では永井(当時、東京・日出高校2年)が並み居る強豪を差し置いて3位に入った。今では当たり前となりつつある、“プロの試合で活躍するアマチュア”の基礎を作った一員なのだ。
昨年の「大王製紙エリエールレディス」ではアマチュア優勝を狙う上野菜々子に、勝がいろいろ話しかけていた。当時の経験を伝え、アマチュアの成長をうながしながら全体の底上げを図るのもプロの役目だ。
そういう意味でも今回の組み合わせは、安田にとって追い風となるはず。先輩2人からいろいろなものを吸収する安田が、どんな順位で最終日を迎えるのか、間違いなく見どころの1つといっていい。。
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