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最古のメジャーに挑む松山英樹 スロープレーの罰打あり、優勝争いありのこれまでを振り返る

68年ぶりに北アイルランドにあるロイヤルポートラッシュGCで行われる「全英オープン」で、自身7度目の最古のメジャーに挑む松山英樹。開幕を前に、これまでの6回の戦いを振り返りたい。
気分はまるで練習ラウンド!ロイヤルポートラッシュを写真で18ホール回る
■アクシデント乗り越え、初挑戦で6位タイのフィニッシュ!(2013年)
プロ転向初年となった2013年。破竹の勢いで世界への扉をこじ開けていった松山英樹が、初の全英オープンに挑んだ。結果は6位タイ。優勝争いに食い込む活躍を見せたが、プレーの遅延でペナルティを科されるなど、同時にほろ苦いデビューとなった。
このペナルティの遅延は議論を呼んだ。経緯はこうだ。
松山組は大会が定めた3時間41分でホールアウトするというタイムテーブルから15分遅れていたため15番ティからプレー計測対象に入った。計測された場合は最初に打つプレイヤーは50秒以内、2人目は40秒以内にプレーしなければいけないが、R&Aによると松山は15番のファーストパットに1分12秒を要したためここで警告を受けた。そして問題の17番のセカンド地点でショットまでに2分12秒かかったとして、3打目地点に向かう際に競技委員からスロープレーで1罰打の付加を宣告された。
17番はティショットを左に曲げてギャラリーに当たってしまったため、謝罪の気持ちとしてグローブにサインを入れて渡すなどしていたが、R&Aの競技委員長のデイビッド・リックマン氏は「すべて考慮した上で計測したが、それでも時間がかかっていた。サインの時間は計測に入っていないし、彼が確認するために前方に行ってボールの地点に帰ってきたところも計測時間には入っていない」と説明。あくまでショットに要した時間が規定を大きくオーバーしたことによるペナルティとした。
ホールアウトした松山は「あの状況(フェスキューの中)で時間をかけるなというほうが無理。納得はしていないけど、裁定は覆らないので仕方がない」と怒りを抑えて報道陣の質問に答えた。ルールをつかさどるR&A主催の大会だけに厳格になるのも理解できる。だが、競技全体が遅れている中で、たとえ松山が15分遅れていたとしても、ペナルティを課されたのは松山一人というのも違和感が残るところだ。
それでも大会を通してパーオン率1位など、ショットメーカーぶりを世界に発信。「優勝争いとはいえませんが、優勝を意識して戦えたのは大きな経験でした。自分のゴルフが通用したと思えました」と、手応えを感じて初挑戦を終えた。
■2度目の挑戦 好発進も上位フィニッシュには結びつかず(2014年)
ロイヤル・リバプールGCでの開催となった翌14年は、初日に「69」で10位タイの好スタート。ショットで前半から3つのバーディを奪うと、後半で12番、13番と連続ボギーを叩いたが、17番でポッドバンカーの深いところからパーをセーブするなど粘りを見せた。
それでも当の本人は「調子が良くない中で3アンダーはたまたまでしょうね。ショットを含め全部修正したい」と不満顔。だが、これが状態のいいときの松山。ここからさらに伸ばすことを予感させた。
だが、その後はスコアを伸ばすことができず、終わってみれば39位タイ。自身がホールアウトした直後に、最終組がスタートするなど優勝争いの外でのプレーとなった。「ショットに関してはフィーリングが良く、この先に光が見えましたが、パッティングが悪かった。悔しい4日間だった」と、最後までグリーン上で苦しんだ年となった。
■優勝のチャンスを残して聖地で最終日を迎えるも…(2015年)
15年大会は松山にとって初の聖地、セントアンドリュース・オールドコースでの開催。金曜には大雨、土曜日には強風が吹き荒れ第2ラウンドが終わったのは3日目。そんな中、松山は2日間にわたった第2ラウンドで8バーディ・2ボギーの「66」をマーク。「(66に)素直にうれしい」と納得の表情を見せた。
だが、そのまま行われた3ラウンドは3バーディ・2ボギーの「71」で1つスコアを伸ばすに留まり、トータル7アンダーの18位タイに後退。17番ではロードバンカーにつかまった。1978年大会に中嶋常幸が脱出に4打を要したことから、“トミーズバンカー”とも呼ばれている名物に阻まれボギー。第3ラウンドを終えて首位と5打差がついた。
優勝のチャンスを残して、悪天候のため順延となった月曜日に臨んだ最終ラウンド。前半からバーディを重ね、一時は首位と1打差に迫ったが、12番で1メートルのパーパットを外してから一気に流れを失い、終わってみれば18位タイ。「何かが足りないから勝てない」と5日間にわたった聖地での戦いを終えて悔しさをにじませた。
■メジャー大会2戦連続予選落ち(2016年)
スコットランドにあるロイヤルトゥルーンで行われた16年大会は、不本意な結末となってしまった。初日に46歳のフィル・ミケルソン(米国)がメジャー最少ストローク記録となる“62”に迫る「63」でスタートするなか、松山は4度目の全英オープンでワーストスタートとなる75位タイ。フェアウェイキープ率は93%で全体の2位をマークしたが、「(パッティングは)悪くないけど入らないので、いいとはいえないですね」とグリーン上で苦しんだ。
巻き返しを誓った2日目も「78」。不発どころか大たたきで、全英ワーストとなる111位タイ。6月の全米オープンに続き、海外メジャー大会2戦連続での予選落ちとなった。「何が悪いか分からない。それが分かったらこんなに予選落ちも続かないと思う。でも、何かを変えなくてはいけないと思う。何をしなくてはいけないかを考えて、しっかりと練習をして次の試合に備えたい」と、足取り重くスコットランドを後にした。
■最終日の1打目で奇跡の優勝は儚く散る(2017年)
全英オープンの舞台の中でも屈指の難コース、ロイヤルバークデールには好調の波に乗って現地入り。全米オープンで2位に入った勢いを見せた。初日は首位と3打差の12位タイ。上々の滑り出しを見せると、目まぐるしく変わる天候に翻弄されながらの18ホールとなった2日目は難コンディションに苦しみトータルイーブンパーまで落としたが、順位は10位タイに上がった。
3日目はジョーダン・スピースが大きくスコアを伸ばし、松山は7打差の5位タイから最終日をスタート。奇跡に懸けたが、出だしの1番ティショットをまさかのOB。このホールをトリプルボギーとすると、その後も巻き返せずに14位タイで終戦した。
「初日も同じ風が吹いていたし、難しいというか。1番のティショットは気をつかう感じだったが、やっぱりうまくいかなかった。ボギーとかダボでおさまっていたら、もう少し気持ち的にも気合を入れ直してという感じはあったが、トリプルボギーにしてしまい、なんていうのか、うまく切り替えることができなかった…」と最初の1打を嘆いた。
■スプーンで異次元の飛びを見せるも、痛恨のトリで予選落ち…(2018年)
18年はスコットランドにあるカーヌスティGLで開催。メジャーで初めてタイガー・ウッズ(米国)と練習ラウンドを回るなど、開幕前から話題を集めた。
初日にティショットでドライバーを握ったのは3回。しかし、「ショットの感触が悪く曲がっていた」とフェアウェイキープ率は47パーセントにとどまった。フォロー風の10番パー4は3番ウッドを手にし、「いいショット」を放ったが、想像以上にランが出て約400ヤード先のクリークに落ちる不運もあった。ドライビングディスタンスの計測ホールで記録は407ヤード。「(飛距離を)コントロールしてこそなので、そういう意味ではうまくいかなかった」。いいショットを打ってもボギーにしていまい、かみ合わない1日。結局、首位と9打差の110位タイと大きく出遅れた。
巻き返しを狙った2日目。17番までに1イーグル・2バーディ・1ボギーと3つ伸ばして上位を伺うポジションまで浮上していたが最終18番で2打目をOBとするなどトリプルボギー。トータル4オーバー、80位タイでカーヌスティを去ることに。メジャーでの予選落ちは16年の全英オープン以来、8試合ぶりだった。

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