<全英オープン 初日◇18日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>
いよいよ開幕した今季の海外メジャーラストマッチ「全英オープン」。1951年以来、68年ぶりとなる北アイルランド開催に、現地のムードも日に日に高まっている。その伝統のタイトルに挑む日本勢は8人。選手たちの声をお届けする。
いよいよ今季最後のメジャーが開幕!北アイルランドの様子を写真でお届け【大会フォト】
■松山英樹(7年連続7度目)
「とにかく風次第だと思う。アイアンショットが少し悪くなっているので、そこを戻せればいい。ここが良くなれば、悪天候でも対応できると思うので、しっかりと調整したい。(時差ボケは)一度日本に戻ったので、ずっとボケているという感じ。(ドライバーを使用する場面も)これも風次第ですね」
■池田勇太(5年連続8度目)
「(開幕前日は)こっちに来てから初めて、雨風が強くなった。それを感じることができたのは、いいことだと思う。コースもしっかりと覚えた。スコットランドやイングランドのコースとは少し違う印象はある。フェアウェイもここまで狭くはないし。まずはパーを獲るマネジメントを心がけ、あとは天候の変化に対応したい」
■今平周吾(3年ぶり2度目)
「(会場入りは)月曜日の夜。マスターズの時に早く入って疲れてしまった。意外と時差ボケも変わらないし、だったらぎりぎりまで日本で練習していたほうが、新鮮だし疲れないでいけるかなと思った。疲れは残さずに開幕を迎えられそう。今年最後のメジャーなので楽しんでいきたいなと思います。楽しみながら、いい結果が出ればいいかなと思う」
■藤本佳則(7年ぶり2度目)
「前回と違いを感じるのはグリーン。前はフラットだったけど、今回はアンジュレーション、傾斜も強い。ただやりづらさは感じない。(リンクス対策で)地面が硬いから、SWのバンスを10度から5度に変えた。メジャーは、空港についた時から選手に対するホスピタリティが高いなと思ったし、すごく新鮮」
■浅地洋佑(初出場)
「(風の影響で)セカンドショットの番手が5〜6番手変わりますね。開幕前に風のなかのラウンドを経験できてよかった。これまで見てきたフラットなコースの全英オープンとは、アップダウンもあるしイメージが違う。(リンクス対策として)SWはバンスが少ないものにしてきました。ノーボギーということはあり得ないので、いかにパーでしのげるか。あと、土日に(憧れの)タイガーと一緒に回れるように頑張る」
■堀川未来夢(初出場)
「月、火、水で合計2ラウンドしました。(開幕前日には強風が吹き)これまでとは、まったく別のコースに感じた。セカンドショットが80ヤードくらい違う場所もあった。フェアウェイのいいところから打つのが最優先。ドライバーがしっかりと真っ直ぐ飛んでくれればチャンスはあると思う。まずは予選通過が目標」
■稲森佑貴(初出場)
「ティショットが大事。フェアウェイがブッシュで隠れている場所もあるので気をつけたい。調子自体はいいので、このままいければ。ただポットバンカーが、吸い込まれる(笑)。あとグリーン周りは難しいので、リカバリーもしっかりとしたい。まず目標は予選通過。そこからのことは、その後考えたい」
■金谷拓実(初出場)
「(開幕前日の風)これまでテレビで見ていた通りですね。ただ雨のほうが、距離も出ないしつらかった。ただ開幕に向けていい一日にはなりました。マスターズでローアマを獲れずに悔しかったので、今回はローアマを獲りながら上位争いをしたい。出だしの1番でいいティショットを打って、しっかりパーであがることが大事になると思う」
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