<全英オープン 2日目◇19日◇ロイヤルポートラッシュGC(北アイルランド)◇7344ヤード・パー71>
「マスターズ」優勝から始まった今年の海外メジャーロードは、予選落ちという幕切れとなった。今季のメジャー最終戦「全英オープン」2日目、144位タイから予選突破を狙ったタイガー・ウッズ(米国)は、この日「70」と1つ伸ばしたもののトータル6オーバー。119位タイで決勝ラウンド進出はならなかった。
ウッズも苦しんだ ロイヤルポートラッシュの18ホール【フォトギャラリー】
「全英はとても好きな大会。メジャーでうまくプレーできなかったことにとてもフラストレーションを感じている。残念ながら、今年はうまくプレーできたのは1つだけだった」と唇をかみしめた。
もどかしいのは「粘り強いプレーができた」のに、思ったように伸ばせなかったこと。「イーブンパーに戻すチャンスがあったが、パー5をうまくプレーできなかった。3つともいいところにつけたのに」。口をつくのは反省ばかりだ。
68年ぶりの北アイルランドでの開催。ギャラリーには感動を覚えた。「すばらしかった。ものすごく歓迎してくれた。子供たちもとても礼儀正しかった。こんなに素晴らしいファンの前でプレーすることはあまりない」。だからこそ、活躍する自分の姿を見せたかった。
この後は、次週の世界ゴルフ選手権(WGC)をスキップし、2週間休んでプレーオフシリーズに備える予定。「プレーオフではまだまだ何が起こるか分からない。去年はもう少しでプレーオフで優勝できそうだったのだから。プレーオフを終えてから、ゆっくり休みたい」。今季2つ目のメジャータイトルは逃したが、年間王者への可能性はまだ残している。
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