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ジャンボパター復活で重いグリーンを攻略 原英莉花の緻密な計算に基づく決断

<センチュリー21レディス 初日◇26日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6470ヤード・パー72>
「軽い熱中症のよう。は〜っとしてしまっています(笑)」と真っ赤な顔とは裏腹に、クールな判断で華麗に決めた。原英莉花が6バーディ・1ボギーの「67」と5アンダーまで伸ばし、単独首位発進を決めた。
グリーン攻略へ再投入 こちらがジャンボの贈り物【写真】
好スタートの要因は大きくて重いグリーンを攻略できたこと。1番で6mを沈めたのを皮切りに、4番でも6m、13番では10mを決めるなどロングパットがことごとく決まった。「グリーンが重たいので、下りについてもそこまでプレッシャーがなく打てています。調子が良くないショットもプレッシャーはそこまでない。気持ちよくプレーできました」。33度を超える暑さ、7.1m/sの風速でも着実にスコアを伸ばした。
また、パターを変更したことも好プレーにつながった。原がパターで悩んでいるときに、師匠であるジャンボ尾崎から送られてきたパターに戻したのである。「使うのは、ニチレイレディスのときにジャンボさんからいただいたパターと同じヘッドで太いグリップのものを投入して以来です。今大会のグリーンは大きくて重たいのでしっかりとヒットしたいと思い、再現性のある細いグリップのほうがいいと思って戻しました」。元々ニチレイで投入したのはあくまで2つ目の選択肢。パット自体が悪くなったわけではなかったからこその、再投入だった。
この判断ができたのも、開幕までにしっかりとグリーンのチェックをしたからに他ならない。試合の前々日に行われたプロアマで18ホールを確かめたが、「グリーンをしっかりと見たかった。ここのグリーンは傾斜がすごくて、正直ヤーデージブックを見ただけでは分かりません。だから自分で転がして確かめたかった」と翌日の気温32度、高温多湿の指定練習日にも18ホールのラウンドを敢行。汗だくになりながらコースを確かめた。
実はこの練習ラウンド時に握られていたのは、ニチレイから使用している太いグリップのもの。ラウンド後の練習で2本のパターを試して、スイッチを決断。たんなる思いつきではなく、綿密なチェックに基づいた上での決断だった。
ここまでグリーンをチェックしたのにはもう一つ理由がある。それはショットの状態が良くないため、その分グリーン上にかかる負担が大きいと判断したためだった。ショットが不調であることは、初優勝を挙げた「リゾートトラストレディス」と全く同じ。「自分に期待できるようなショットはないですが、その分逆に気合いを入れすぎて空回りすることもないと思います。心地よくゴルフができれば」。平常心。メンタル面も初めてカップを掲げたときと全く同じだ。(文・秋田義和)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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