<大東建託・いい部屋ネットレディス 事前情報◇30日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6605ヤード・パー72)>
悔し涙から2日。「大東建託・いい部屋ネットレディス」指定練習日となった30日(火)、ドライビングレンジには新アイアンを入念にテストする原英莉花の姿があった。
暑さが吹き飛ぶ!?原英莉花の爽やかなブルーのドレス姿【フォトギャラリー】
先週の「センチュリー21レディス」では2打差の2位で最終日を迎え、一時は首位に立ったものの後半で伸ばせず。ホールアウト後には、同じく優勝争いをした「KKT杯バンテリンレディス」、「アース・モンダミンカップ」のときには見せなかった悔し涙を流した。
この日試したのは、同じくミズノ契約の吉本ひかるもテストした『ミズノプロ』のプロトタイプ。原曰く「番手によってキャビティが違う」と話すこのアイアン。これまで7番のみを打っただけだったが、この日は4番から6番、8番にPWと様々な番手を入念に打ち込んだ。
ここまで色んな番手を打ったことが物語っているように、感触は悪くない。「今使っているものよりも抜けがいいですね。打感もいい。番手によっては10ヤードくらい違うかも。パー3で番手が替わりますね。とれるターフが短くて深い」と、ミズノの担当者と細かいフィードバックを繰り返した。この日テストしたシャフトよりももう少し軽いものが良いのでは、とのことで即投入はなさそうだが、「試合で使ってみないと分からない部分がある。使ってみたいですね」と前向きだ。
今大会に向けて、「2勝目がものすごく欲しい。そのためにも自分のゴルフをしっかりとやりたい。今週も暑いですがまずは予選を突破して、決勝ラウンドの2日で優勝争いをできるようにしたい」と気合い十分の原。新たな刺激も受けながら、先週掴み損ねた2勝目へ徐々にギアを上げていく。
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