シーズン途中にシード選手以外のTP登録者を賞金ランキング上位順に並び替え、リランキング順位に基づき出場資格を付与するリランキング制度。昨年からスタートしたこの制度も2年目を迎えた。「アース・モンダミンカップ」終了後に第1回リランキングが行われ、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(9月27日〜29日)後の第2回で最終戦までの出場権が確定。第2回突破のボーダーラインは600万〜750万円と見られている。
三浦桃香のおしとやかなドレス姿がこちら【大会前夜祭ライブフォト】
先週の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で大きく賞金を稼ぎ、今季のフル出場権に確定ランプを灯したのが、自身初のトップ10入りとなる単独7位で大会を終えた小野祐夢。賞金総額1億2000万円の4日間大会での上位フィニッシュで、一気に420万円を加算した。今季通算を約983万円として、目前に迫っていた第2回のボーダーラインを突破した。
また第1回リランキングでは49位だった常文恵が、大東建託を17位タイで終え約141万円を上積み。通算を約533万円として、45位から35位にランクアップ。ボーダー突破に前進した。このほか、第1回でランク52位に終わり、中盤戦は限定的な出場となるツアー2勝の前田陽子も23位タイで102万円を獲得。通算約488万円となり、後半戦出場権獲得に向け着実に歩みを進めた。
今大会で10試合ぶりに予選を突破した三浦桃香は23位タイでフィニッシュ。102万円を獲得して、リランキングは74位から64位(約195万円)と10ランクアップさせた。ここから大きく稼いで、出場権の“復活”を目指したい。
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