<ツアー選手権 2日目◇23日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7346ヤード・パー70>
米国男子ツアーの年間王者を決める最終戦「ツアー選手権」は2日目の競技が終了した。日本勢唯一の出場となる松山英樹は1バーディ・4ボギー・1ダブルボギーの「75」と苦しみトータル2アンダーの15位タイに後退、「全部良くなかったですね」と厳しい表情を見せた。
松山英樹のドライバーショット【連続写真】
調子が狂ったのは8番ホール。それまでショットが曲がる場面はありつつも、随所にいいショットを見せていたが、ここでティショットを左の池に入れておかしくなった。
「左のミスを嫌がっていたというか。どちらかというと今は左にミスをしている方が良い感じにプレーできると思うんですけど、それを嫌がって右に右にというのが続いてしまった」
フェアウェイが狭い分、「14回全てフェアウェイに行くことはない」とある程度は予想していたがこの日捉えたのはわずかに5回。「それじゃきついですね」というしかなかった。
首位とは11打差。大きく離されてしまった。「2日間で10アンダーくらい行かないと。(上も)伸びると思うのでなかなかチャンスは…相当厳しいです」と状況は分かっている。「それよりは自分の今やっていることをブラさずやることが大事かなと思います。先週良かったものが出し切れてないところがたくさんあると思うので、まあ明日までにどうできるか分からないけど、しっかりと良いプレーができるように頑張りたい」。ブレることなく残り2日戦い抜く。
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