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“小さな飛ばし屋”淺井咲希 伸び続ける飛距離を支えるドライバー【勝者のギア】

先週の「CAT Ladies」を制し、黄金世代9人目のツアー優勝者となった淺井咲希。初日から単独首位の座を守りきり、トータル10アンダーで完全優勝を成し遂げた。
小祝さくらが初優勝した時も…握られてます
大会を通じて印象に残ったのが、身長151cmと小柄な体から繰り出されるパワフルなドライバーショットだ。学生時代に、身長のハンデを埋めるためヘッドスピードアップに取り組むことで、他の選手にひけをとらない飛距離を身につけた淺井。プロ入り後も「飛ばない方ではない」という自負は変わらないが、さらに大会中には「飛距離が伸びています」と明かしていた。
実際、この3日間のドライビングディスタンスは、250ヤードを楽々と超える、平均257.5ヤード。葭葉ルミや比嘉真美子といった名だたる飛ばし屋も抑え、全体5位につけた。
大会初日に、飛距離が伸びている要因を聞いた時、すぐに返ってきた答えが「ドライバーを替えたことが大きい」というものだった。ダンロップ・スリクソンと用品契約を結ぶ淺井が使用するヘッドは、先週の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から投入した同社の『Z785 FL』。公私ともに仲良しの小祝さくらが「サマンサタバサ レディース」を制した時の使用ヘッドと同じシリーズだ。「ドライバーを替えて『よくなった』という話を聞いたので、私も」と親友からの感化もあり、プロテストの時から使用していたものからスイッチした。
この『Z785 FL』は、『Z785』よりもライ角がよりフラットなモデル。『Z765』を長いこと使用していた淺井にとって、アップライト気味の『Z785』よりも、『Z765』に近いフラットな『Z785 FL』のほうがしっくりきたのではないだろうか。前モデルの流れをくんだ85シリーズの飛距離を持つクラブが初優勝へ大きく後押しした。
また、このヘッドに挿すシャフトはフジクラの『Speeder569 EVOLUTION VI』だ。もともと3番ウッドがつかまりすぎてしまい、球が上がらないという悩みを抱えていた淺井は、サマンサの週にこのシャフトをテスト。これがハマり、打球が安定し飛距離も増した。それもあり、翌週にドライバーでもテストをすると、インパクトにヘッドが間に合わず右に抜けるような打球が出るなどのミスが減り、投入を決めた。
この武器を携えたことで「10ヤードは最低でも伸びました」と、小さな体から繰り出される“豪打”が、さらにその威力を増した。初優勝を挙げたことで「自分のゴルフがツアーで通用することが分かって自信になりました」という思いを抱いた21歳は、次の目標に掲げた「2勝目」も持ち前のパワフルスイングで手繰り寄せる。
【淺井咲希のクラブセッティング(WITB=What’s in the Bag)】
1W:ダンロップ・スリクソン Z785 FL(9.5度)
(フジクラ・Speeder569 EVOLUTION VI/ S / 45インチ)
3W:PING G410(14.5度)
5W:PING G410(17.5度)
4UT:ダンロップ・スリクソン H65(22度)
5UT:ダンロップ・スリクソン H65(25度)
6I〜PW:ダンロップ・スリクソン Z585
W:クリーブランド RTX-4 フォージド(50度)
W:クリーブランド RTX-4 フォージド(52度)
W:クリーブランド RTX-4(58度)
PT:テーラーメイド スパイダーX
BALL:スリクソン Z-STAR XV
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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