<キャンビア・ポートランド・クラシック 事前情報◇28日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6,476ヤード・パー72>
シーズンも終盤にさしかかった米国女子ツアー・今週は西海岸のオレゴン州で「キャンビア・ポートランド・クラシック」が現地時間の29日(木)から開催される。
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今大会が終わると3週間空けて、いよいよ終盤戦に突入する。ランキング下位の選手にとっては、少しでも順位を上げて、後半戦のアジアシリーズにコマを進めるキッカケをつかみたいところだ。
日本勢では畑岡奈紗、横峯さくら、上原彩子、山口すず夏が参戦。WOWOWのインタビューで語ったそれぞれの意気込みを紹介する。
■畑岡奈紗 賞金ランキング:18位
「調子は先週のままです。(ショットは)もうちょっとですね。ドローとフェードの打ち分けがはっきりできるようにしたいなというところです。先週(のカナダのコース)から来たので余計に狭く感じます。キーポイントはやっぱりティショットですね。ティショットを曲げてしまうと、出すだけみたいになってしまうので。それ以外はグリーンもすごく綺麗で速いので、フェアウェイに運べればいい位置に付けられるのかなと思います。やっぱり17、18番ホールは特にティショットにもプレッシャーがかかるなというのはあります。今週も調子は上向きなので、上を目指して頑張りたいです」
■横峯さくら 賞金ランキング:72位
「『自分に期待する』ということをテーマにやっていて、(先週は)4日間できたかなという感じです。得たものというのは、自分に期待してプレーするとアンダーパーで回れたりとかできたと感じたので、そこは良かったかなと思います。やっぱり4日間アンダーパーで回れると、しっかり自信にはなっているのかなと思います。(今週も)引き続きいっしょで。例年以上にグリーンが速い気がします。やっぱりティショットをフェアウェイに置くことが大事かと思うんですけど、最終的にはパッティングかなとは思っています。しっかり4日間プレーしてトップ10目指して頑張りたいなと思っています。あとはアジアシリーズに出られる試合を増やしたいので、そのためにもこの試合がすごく大事ですし、1打1打頑張りたいです」
■上原彩子 賞金ランキング:77位
「今年はメンテナンスの方が変わったみたいなんですが、コースの仕上がりは毎年いいのですが、今年もすごく良くて、グリーンは硬くて速いセッティングなのかなと思っています。もちろん今年もいいマネージメントでプレーしていかないといけないセッティングだと思うので、去年のいいイメージもありますし、今年もいい感じでプレーできるように明日から頑張ります。調子はまずまずという感じです。パッティングはチャンスのところでしっかり入れられるように頑張ります。そこしかスコアを作れないので。残り3試合でアジアシリーズ(出場権)も決まるので、そういった意味でもこの試合は大事ですし、去年もそういう感じでいっていいプレーができたので、今年もいいものを全部引き出して残りの3試合でアジアの出場権を獲得できるように頑張ります」
■山口すず夏 賞金ランキング:148位
「ショットの調子はそんなに悪くないのですが、練習ラウンドで気が抜けたのかわからないのですが、いきなり曲がってしまう時があったので、素振りで意識するところをきちんと確認してできれば問題ないかと思います。グリーンが結構硬くて、速いです。速いグリーンは好きだし、転がりもいいので楽しみです。8番のパー3は短いですが、ピンが右に切ってあって風とかがあると結構プレッシャーがかかってくるんじゃないかと思います。先週もパー3で打ってしまったので、パー5でしっかり獲って、パー3は悪くてもパーで上がるゴルフをしていきたいです。今、ちょっと危ない状況なので、今週しっかりできれば上位にいけると思うので、しっかりここで井い成績を残して、この後のインディ・ウィメン・イン・テック選手権とかボランティアズ・オブ・アメリカ・クラシックとか(の出場を)ここで決めてしまいたいな、と思います」
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