<ハンファクラシック 3日目◇31日◇ジェイドパレス(韓国)◇6737ヤード・パー72>
韓国女子ツアー公式戦「ハンファクラシック」は順延となっていた第2ラウンドが終了。日本から招待選手として出場している吉本ひかるがトータル1オーバーの23位タイで予選を突破。「ひとまず予選通過できて良かったです」と安どの表情を見せた。
北海道ではシブコとユウカが同組【写真】
いつも戦っている日本とは違うコースに戸惑った。「こっちのコースは、公式戦ということもあると思いますが、いつもよりもラフが深くてきついですね。ラフに入ったらほとんど出すだけになってしまいます」。また、フェアウェイにも違いが。「こちらはフェアウェイの芝も長い。なので、芝が逆目だとアイアンを打つのがとても難しい。日本ではそこまで気にしていませんでしたが、より注意が必要です」と、単にフェアウェイキープすればいい、というわけではなく狙いどころも重要になってくるという。それでも第2ラウンドは3バーディ・2ボギー。スコアを1つ伸ばすなど、徐々に順応している。
不安があった韓国の食事もエンジョイできている。特に気に入ったのが冷麺だ。「日本の冷麺とは違うんです。韓国のは麺が細くて、はさみで切って食べるのですが、とてもおいしい。量もとても多いんです。そういった料理を含めて、今回の大会を楽しめています」と環境面でもフレッシュな気持ちで臨めている。
異国の地に来たことでの収穫は少なくなかった。「最近、日本で調子が良くなかったので、試合でも環境でもいい意味で気分転換というか、行き詰まっていた気持ちの切り替えができています。来て良かったなと思います。あと2日も頑張りたいですね」。決勝ラウンドでさらに状態を上げて、帰国の途につきたいところだ。
なお、河本結はトータル2オーバーの27位タイで同じく予選通過。三浦桃香はトータル15オーバーの101位タイで予選落ちとなっている。
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