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渋野日向子は“金メダリスト”との同組に「ありがたい、勉強、勉強！」

＜日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯　事前情報◇10日◇チェリーヒルズゴルフクラブ（兵庫県）◇6425ヤード・パー72＞
予選ラウンドで上田桃子、インビー・パーク（韓国）との同組が決まった渋野日向子は、「ありがたいですね、勉強、勉強です！」と目を輝かせた。
これがアジアNo.1決定戦！同級生の世界ランク1位が練習ラウンドで共演！
元世界ランク1位、生涯グランドスラム、金メダリスト…。数々の名誉をほしいままにした名手との組み合わせに胸を躍らせた。「日本でやっていたときに見ていた記憶があります。世界ランク1位の選手ですから、すごく勉強ができます」。海外メジャーを制しても、謙虚に、そして貪欲に実力者から吸収する構えだ。
一方のインビーも、渋野との組み合わせについて「2日間楽しみです」と話す。「ブリティッシュオープンを勝ったのはテレビで見ていました。最近の日本選手の躍進を感じます」。隣国のホープとの対峙に、こちらもワクワクしている様子。
調子もすこぶるいい。渋野と言えば、練習グリーンのカップから1メートル離れた場所にティを挿し、そこから円を描くように9本のティをさして、それぞれからパットを打ち9球中7球入れないと練習を終われないドリルで有名だが、この日は予定よりも早く終了。「お腹も空いていたし、暑いしはよ終わらせたかった」と照れたが、そのくらいパッティングの仕上がりはいい。
ショットも「ここはラフに入れたら難しい」と話しつつ、この日はフェアウェイを的確に捉えるショット目立つなどこちらも上々だ。相手にとって不足なし。最高の準備をして、日本ツアー代表として迎え撃つ。（文・秋田義和）
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