<山陽新聞レディースカップ 事前情報◇19日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県)◇6445ヤード・パー72>
9月20日(金)から3日間の日程で開催される「山陽新聞レディースカップ」。10回目を迎える今大会は、優勝賞金が540万円と前年から増額され、残り6試合となった2019年ステップ・アップ・ツアーの年間賞金ランキング争い(※年間1位&2位には2020年レギュラーツアー前半戦出場権を付与)のなかで重要な一戦となる。
舞台は“渋野フィーバー”に沸く岡山県。昨年はステップ史上最多の1万5905人(3日間)を動員するなど、毎年多くのギャラリーが来場する大会だが、アマチュアを除いて唯一の岡山出身選手・須江唯加は「期待にこたえられるように頑張ります」と意気込む。
作陽高校出身で渋野日向子の1学年後輩の須江は、TP単年登録で今季プロデビュー。「もっと結果を出せると思っていましたが、そんなに甘くはないですね」とここまでレギュラーツアー3試合、ステップ14試合に出場するもなかなか結果を出せていない。だが、「毎試合初めてのコースをプレーして、いい勉強になっています」と、プロテスト合格へ向けて経験を積んでいる。
ここ数週間は、今大会への激励を受け続けているというが、「成績を出せていないなかで注目してもらえるのはありがたいので、この状況に乗っていい方向に進んでいきたい。トラブルがあってもアプローチ、パターでしのぐ姿を見てほしいですね。しっかり予選通過をして、トップ10を狙っていきたい。アマチュア時代はこのコースでアンダーパーフィニッシュがないので、成長したところを見せたいと思います」と語った。
現在ステップ賞金ランク1位にはヌック・スカパン(タイ)、同ランク2位にはサイ・ペイイン(台湾)がつけるが、来季レギュラーツアー前半戦出場権獲得へ向けて、追いかける仲宗根澄香、上原美希、井上りこ、高木優奈、川岸史果らにとって、今大会は差を詰める大きなチャンス。また優勝を飾った「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」以来のステップ出場となる藤田光里にも注目だ。
初日OUTスタート注目組のティオフ時間は以下のとおり。
第12組(9:20)須江唯加、沖せいら、宮崎乙実
第13組(9:30)石川明日香、佐藤絵美、常文恵
第14組(9:40)@吉田優利、川岸史果、堀琴音
第15組(9:50)高橋恵、井上りこ、サイ・ペイイン
第16組(10:00)仲宗根澄香、槇谷香、前田陽子
第17組(10:10)岩橋里衣、ヌック・スカパン、上原美希
第18組(10:20)藤田光里、竹内美雪、西山ゆかり
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