<山陽新聞レディースカップ 初日◇20日◇東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(岡山県)◇6445ヤード・パー72>
ステップ・アップ・ツアー第15戦「山陽新聞レディースカップ」が20日(金)に開幕。午後から雨模様となったものの、4391人のギャラリーが訪れた初日は、吉川桃が「66」をマークして、6アンダー単独首位。3打差の3アンダー・2位タイには米澤有、佐々木慶子がつけた。
2日目は、吉川、米澤、佐々木の最終組が10時20分にスタート。初日上位発進選手の談話は以下のとおり。
吉川桃(6アンダー・首位)「ステップ開幕戦で優勝したあとは、調子が悪くないなかで成績がついてこずに、少し神経質になる部分もありました。最近は練習の方向性が見えて楽しくなってきていますし、今季は調子が悪くてもスコアをまとめることができるようになっているので、そこが成長できている部分だと思います。今週は、優勝副賞で人間国宝の方が作られた備前焼をもらえると聞きました。凄くないですか!そんなチャンスはなかなかないのでモチベーションになります」
米澤有(3アンダー・2位タイ)「パッティングの調子が良くなかったですが、きょうはタッチが合っていました。グリーンの状態もよくて気持ちいいくらい入ってくれた。好きなコースで楽しみながら回れましたし、自分的には満足。2日目は雨風が強い予報ですよね。風を読むのはあまり得意ではないですが、今後につながる勉強ができれば。最終的にはトップ10には入りたいですね」
佐々木慶子(3アンダー・2位タイ)「最近ドライバーを振り過ぎてしまうので、きょうは“まっすぐ行ってくれればいいかな”という感覚で振らないようにしました。ティショットは良かったのにショートアイアンが良くない。120ヤード以内が思ったように打てていないので、イライラが溜まりました。そこが良くなればもうちょっとラクにゴルフができると思うのですが…」
O・サタヤ(2アンダー・4位タイ)「毎日2アンダーが目標だったので、きょうは目標を達成できて、いいスタートが切れた。グリーンが全体的に難しかったですね。ラインが読めていなくて、パットも打てていなかった。きょうは獲れませんでしたが、このコースはパー5でスコアを伸ばせる。2日目以降はパー5でバーディを獲って、1日2アンダーを最終日まで続けたい」
上原美希(2アンダー・4位タイ)「パッティングが良かったので、スコアにつながった。きょうは、長い距離のタッチも合っていました。2日目は天気が悪いと聞いているので、欲張らずに自分のやるべきことを怠らないように、集中していきたい。去年は(ステップ)賞金ランク2位で悔しい思いをした。今年は残り6試合。全試合、優勝を目指してやっていきたい」
<ゴルフ情報ALBA.Net>