<パナソニックオープン 2日目◇27日◇東広野ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7058ヤード・パー71>
小鯛竜也が2つ目の地元優勝に向けて11位タイで週末に向かう。大阪生まれで兵庫在住、レギュラーツアー初優勝は、兵庫県で行われた2017年の「マイナビABCチャンピオンシップ」だった。
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今週も兵庫での開催。マイナビよりさらに近く、自宅から会場までは車で7分の距離だ。男子ツアーで試合がなかった8月の1カ月間にコースを3度ほどラウンド。コースのチェックもし直し、「ここでやる試合は基本的に難しくなるけど、1日3アンダーペースでいけば優勝争いにはいけるんじゃないかと。結果的には予定通り」とした。
初日に「68」をマークして3アンダー・11位タイ。この日も5バーディ・2ボギーの「68」とプラン通りのトータル6アンダーで11位をキープ。ビッグスコアは出さずとも上位を堅守し、首位とは3打差で週末に駒を進めた。
「家が近すぎて、なんでみんなここにいるんだろうって(笑)」と若干の違和感がありながらも、「試合中に家でご飯を食べることもなかなかないので」と“自宅通勤”を満喫。普段はホテルとコースの距離が30分から1時間と離れているところも多く、初日のような午前組のスタートだとかなりの早起きになることもあった。
今週は「5時まで家で寝て、5時30分に出て、37分には着く。(ラウンドが終わって)4時くらいまで練習して、そのまま子どもの迎えに行きました」と、まるで“会社員”のような生活リズムで試合に臨めるのも地元参戦の特権だ。週末からは、家族も応援に駆けつける予定。約2年ぶりの栄光を、再び地元で。(文・谷口愛純)
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